自分が乗るために、時間をみつけてコツコツ作ったZ500です。
Z500は、Z400FX、Z550FXの元となるプロトタイプ的な存在で、Z500から贅沢な部品を省略して価格を抑えたものが国内のFXシリーズです。
こう見えて、フレーム単体にしてから、フォーク、ブレーキ、エンジン、キャブ、スイングアーム、電装など、全バラにしてオーバーホールしてあります。
ピカピカにするのは簡単ですが、45年もの歳月でヤレた部品を、外観を損ねず中だけバッチリ仕上げるのは結構な手間がかかります。
「旧車をピカピカにするのは逆にビンボー臭ぇ」と日頃懸念をお持ちで、この手のヤレ仕上げがお好きな変態アダルツの方は、どうぞ可愛がってあげてください。大人のナイスルックなアダルツバイクに仕上がっています。
自分の生業としては、1936年~1969年までの旧いハーレーを手がけるカスタム古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。ビルダーなのですが、個人的にはハーレーとカワサキ4発を並行して所有してきました。
これまで、Z2、Z1、Z1R、Mk2、900Rなど乗り継いできましたが、結局のところ4発はミドルが最も面白いということに気づき、Z500、Z550FX、LTDなどに落ち着いたわけです。
現在4台のカワサキミドルを所有していますが、今回のZ500は完成してしまったので、次の車両を作るための資金にしたいと思っています。
この見た目ですが、全バラにして各部のオーバーホールを行なっています。
まずスイングアーム周辺から取り掛かったのですが、綺麗にして塗装している途中で「ピカピカなヤツは自分らしくないな」ということに気づき、今回のようなヤレ仕様にする方針にしました。
もともとベース車には年式相応のヤレはあったのですが、タンク、サイドカバー、シート、テール等の外装周りが社外の新品になっていました。
なので、国内外から「機能はするが外観が良い感じでヤレている部品」を探し求め、まとめ上げました。
赤サビが発生した部分には、エンジンオイルをウエスにつけてフキフキしてください。防錆されて渋みが増し、雨にも強くなります。
乗りっぱなしで渋みが増していくのですから、洗車地獄の呪縛から解放されますよ。
バイク屋稼業としては、ついつい綺麗にして高く売ろうと考えてしまいますが、ここは我慢のしどころです。
幸運なことにドイツで今回のタンクを見つけたため、これを生かしたブルーメタリックに統一しました。
タンク底面には燃料ゲージ取り付け用のユニットがありますが、機能するかはテストしていません。
中は意外と綺麗なタンクでしたが、6日ほどかけて十分なサビ取りをしたあと、ワコーズ・タンクライナーにて防錆加工しております。
もちろん、ガスコックもオーバーホールしてあります。
ーーーエンジン関係ーーー
エンジンに関しては、もともと良い乗り方をされていたのか問題なかったのですが、念のためバラしてシリンダーホーニングとピストンリング交換、バルブ擦り合わせ&シール交換、タペットシム調整などをしています。約2年ほど前にやったので、カムチェーンは交換したか定かではありません。もし交換していたらDIDのものが入っていると思います。
特に、カムシムのクリアランス調整や、TKキャブの油面調整は何度も入念に行いました。
クランクは、脱脂してガタをチェックしましたが、問題ないと判断し、腰上のみにしました。
仮ナンバーを付けて首都高をグルグル回って試乗しています。
シリンダーとヘッドのO/H後は1500キロほど走りました。まだ少しナラシ運転(1000kmほど)が必要だと思います。
ーーー配線関係ーーー
配線の見直しを行なっています。
各配線の抵抗値を測り、ダメなものは交換。また、菅ヒューズに頼っているヒューズBOXは撤去し、代わりに15アンペアと35アンペアのサーキットブレーカーにしました。
バイクや車が古くなると、配線皮膜も傷んでショートしやすくなります。
菅ヒューズは、一度切れてしまうと、原因を特定した後に新しいものに交換しないと通電しませんが、サーキットブレーカーは、ブレーカーが落ちても30秒ほどで自動復帰します。つまり、菅ヒューズだと複数の予備ヒューズが必要になりますが、サーキットブレーカーにはその必要がありません。
サーキットブレーカーは合計3個。
*メイン(バッテリ國際運送規定電池為危險物品,無法運送,購買後會幫您取出丟棄。ーやイグニッション、レギュレーターへ通じるメイン電源)
*ACC(主:コイル、スタートボタン、ポイント優先/副:ホーン、ブレーキ、ウインカー、ライトほか)
*AUX(USBやETCその他の12V機器をつなげるための12V電源)
さらに、バイクの始動に必要なセル、コイル、ポイント、キルの配線は、ブレーキ、ホーン、ウインカー、ライト等とは別系統になっており、優先的に電源供給するように変更してあります。
また、乗らない時のバッテリ國際運送規定電池為危險物品,無法運送,購買後會幫您取出丟棄。ー上がりを防ぐため、アースオフつまみも追加しています。乗らない時にはつまみをユルめ、乗るときにつまみを締めれば、ボディアースされる仕組みです。
ーーーフレーム加工ーーー
基本的に再塗装したスイングアーム部を除くメインフレームはノータッチですが、テールライトマウントの角度調整をしています。
フルノーマル車と見比べてみればわかるのですが、ノーマルはテールライトが地面と平行にマウントされて(下がって)います。
これはメーカーによる当時の自主規制的な事情もあったのでしょうが、タンクからテールカウルへ続く1直線のデザインから外れており、テールライトだけ下がっています。FXのデザインは素晴らしいの一言ですが、僕にはコレだけが許せません。
なので、マウントをフレームから一旦切り離し、1度だけ上向きにして再溶接。これにより、タンクからテールまでが直線上につながりました。
当初、330mmの長いリアサス仕様にしていたため、フロントフォークチューブも2インチオーバーのものにしました。
ですが、足が短いせいか、試乗のたび信号待ちでグラついてしまうので、ノーマルのリアサスに戻し、それに合わせてフロントのバランスを取るため突き出ししました。
ーーー主な仕様と作業内容ーーー
KAWASAKI KZ500B
車体番号:KZ500B-012x41
エンジン番号:KZ500AE 012x42
マッチングナンバー
おそらく1981年式B3かB2、Z500の最終型です。
*フロントフォーク分解&レストア
(全バラにてレストア。イニシャルバネレート見直し、2”オーバー・フォークチューブ、オイルはG15を入れました)
*ブレーキキャリパー(合計3個)、およびマスターシリンダーをオーバーホール
(ピストン&シリンダー研磨、必要があればパッドも交換。前後ともメッシュホースにしました。新品リアマスターは汎用品)
*ヘッドライト交換
(右側通行用のシールドビームを、左側通行用ガラス易碎品限空運,非易碎品可使用海運。 カットのStanley製H4バルブにしました)
*エンジン腰上作業
(シリンダーホーニング、ピストンリング交換、シートカット、バルブ擦り合わせ、カムシム調整その他)
*TKキャブレター オーバーホール
(油面調整、同調、インレットバルブ&ホルダー交換など多数)
*電装系オーバーホール
(各部配線の見直し、サーキットブレーカー化、ポイント調整&コンデンサー交換、新品コイルその他)
ベアリング類の交換と可動部品のグリスアップ、その他 多数。(基本的にクランク以外は全て手が入っています)
ミラーも含め、基本的にフルノーマルですが、一部の純正ボルトなど手に入らなかったモノもあります。気になる方はコツコツ集めて交換してください。
サイドスタンドはKZ1300のものを流用しました。
ウインカーは純正をカットしてショート化しました。
あとで動画を貼っておきますので、詳細はそちらからご確認ください。
ーーー付属品ーーー
オーナーズマニュアル、純正車載工具、純正書類ケース、純正小物入れ、予備のコンデンサー
ーーー車検や登録に関することーーー
現在、国内未登録の状態です。
複数のZを所有していますが、確かドイツかスイスから仕入れた車両だと思います。
ご自身で新規登録できる方は、通関証明、譲渡証明、製造証明、諸元表などをお付けします。
なお、こちらでも新規登録、3年車検&自賠責、名義変更&所轄ナンバー交付など、乗り出しに必要な作業も可能です。
その場合は、別途8万円でお受けいたします。(手続きには二週間ほどかかります)
車両仕入代や欧州からの輸送費、これまでの作業内容からすれば、原価で150万円以上かかっていると思います。
円安や日本以外の諸外国の超インフレを考慮すれば、今後、海外からの輸入品は絶望的な価格になります。
ご興味のある方は、この機会にゲッチューしといてください。
<ご注意>
6月16日から6月19日まで不在になりますので、その期間は質問の返信ができません。
どうか、ご了承くださいませ。
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<発送方法>
1. ドア to ドアのBASバイク輸送サービス
地域によりますが3~4万円ほどでご自宅や指定場所までお届けします。
発送元は東京都板橋区からです。
バイク陸送の正確な料金や詳細は、下記より直電にてオペレーターにお問い合わせください。
2. ご自身で引き上げる
東京都板橋区内にあります。車に積んで持ってっちゃってください。
関東近郊であれば、別途1.5万円で指定場所への配達も可能です。
3. 乗って帰る
登録に必要な各種書類付きでのお渡しになりますが、自賠責を取得し、役所で仮ナンバーを借りれば乗って帰れます。(県外不可)
登録、車検、名義変更ナンバー付きで乗って帰りたい方は、別途8万円でお受けいたします。(手続きには二週間ほどかかります)
(2026年 6月 16日 2時 37分 追加)
動画をアップしましたので、よろしければご覧ください。
https://youtu.be/9dQLELnfD7A
(2026年 6月 22日 15時 44分 追加)
本日、エンジンをかけてチェックしていたら、1番シリンダーのあたりにオイルにじみが確認されました。
これは新品ガスケットの沈み込みによって、若干の隙間が出てきたことによるものです。通常、新たにエンジンを組むと、数ヶ月単位で増し締めをするのですが、コレは未だ一回も増し締めしておりませんでした。
なので、これからシリンダー、ヘッド、バルブカバーのボルト増し締めを行います。
まだエンジンガスケットが新しいので、もし乗っていてニジミが出てきたら、対角線上に少しづつ均一にボルトを締めてあげてください。
この増し締めを数回繰り返すことによって、新しいガスケットは落ち着きますので、頭に入れておいていただければと思います。
(2026年 6月 22日 16時 50分 追加)
*本文では特に明記していませんが、80万スタートの売り切りです。
希望価格に達しないからといって、取り消しや早期終了などの人道にもとるようなことはいたしませんので、どうぞご安心して入札してください。
今回の出品は、次のバイクを作るための場所の確保と資金調達が目的です。
なので、場所と資金が工面できれば再出品しない可能性もありますので、どうかご了承ください。
当方、法人ですので、領収証や売買契約書の発行も承ります。