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川本三郎著、「向田邦子と昭和の東京」(新潮新書)です。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です(※通常の厚みの新書は、重さ1㎏を超えない範囲で計3冊程度まで同梱可能です)。 ★内容: 敗戦から昭和30年代にかけて、急速な経済成長の中で失われた様ざまな習慣、やさしく奥深い言葉の数々、変わりゆく家族のかたち、東京の町並・・・・それらをいとおしみ、表現し、そして体現し続けた向田邦子。様変わりした現代において、今なお高い人気を誇る作品群をひもとき、早世の天才作家が大切に守り続けたものとは何かをつづる。
序章 昭和の女学生
第1章 父母のいませし頃の懐かしい言葉
第2章 家族の記憶と食
第3章 「向田家の父」と「昭和の父」
第4章 お嬢さん、実社会へ
第5章 家族のなかの秘密と嘘
最終章 向田邦子と東京の町
★向田邦子は1929年、東京生まれ。父の仕事により日本各地を転々とする。小学生の頃、鹿児島で数年を過ごした。この時期に家族や近所の人々と様々なエピソードがあり、その後の進路に多大な影響を与えた。「父の詫び状」のモチーフは第2の故郷、鹿児島時代の家族団欒であるといわれる。実践女子専門学校(現・実践女子大)国語科卒。映画雑誌の編集者を経て、昭和30年代終わりから50年代にかけラジオ、テレビの台本・脚本作家の地位を築いていく。ラジオエッセイで「森繁の重役読本」、「向田ドラマ」の代表作として、「七人の孫」、「だいこんの花」、「寺内貫太郎一家」、「阿修羅のごとく」、「あ・うん」、「隣りの女」など。1975年、46歳のときに乳癌で手術を受け、それをきっかけに随筆やエッセイを書き始める。山本夏彦は「向田邦子は突然あらわれてほとんど名人である」と絶賛した。その後、雑誌連載の短篇小説集 「思い出トランプ」に収められた「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で1980年、直木賞受賞。しかし惜しまれることに翌1981年、旅行先の台湾での航空機事故で急逝した(享年51)。代表作は、エッセイ集に「父の詫び状」、「夜中の薔薇」、長編「あ・うん」、作品集「隣の女」など。鋭敏な感性と深い人間洞察、きれ味の鋭い文章、巧みな台詞を端正に綴った作品は今なお愛され、また、自分の好きなものと徹底して向き合う向田自身のライフスタイルが注目を浴び続けている。
★著者、川本三郎(かわもと さぶろう)は1944年、東京生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。朝日新聞勤務を経て、評論・翻訳活動に入る。文学、映画、漫画、東京、旅などを中心とした評論やエッセイなど幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞/桑原武夫学芸賞)、『白秋望景』(伊藤整文学賞)、『荷風の昭和』(小林秀雄賞)、『成瀬巳喜男 映画の面影』、『「男はつらいよ」を旅する』、『マイ・バック・ページ』、『いまも、君を想う』、掌篇集『遠い声/浜辺のパラソル』など多数。訳書にカポーティ『夜の樹』、『叶えられた祈り』などがある。
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