4人組ポップ・バンドセロファン(cellophane)のメジャー1stフルアルバム『BALLOON SONGS(バルーン・ソングス)』。
90年代後半の日本のインディー・ポップ/ギターポップ・シーンにおいて、その突出したメロディ・センスと文学的な世界観で早耳のリスナーや同業者から絶大な支持を集めていた彼ら。
本作は、下岡晃(のちにAnalogfishを結成)や多くのミュージシャンにも影響を与えた、エバーグリーンなきらめきと、日常の裏側に潜むサイケデリアを内包した、90'sジャパニーズ・ポップス屈指の隠れた大名盤です。
1. 英国ギターポップへの敬意と、日常を優しく歪ませるサイケデリック・サウンド
「ジャキジャキとした12弦ギターのきらめきと、浮遊する極上アンサンブル。」
本作の音楽的骨格となるのは、ザ・ビートルズやザ・スミスといった英国ポップ/ロックの遺伝子を、独自のインディー・センスで昇華した極上のギター・サウンドです。
軽快でいてどこかノスタルジックなアコースティック・ギターのストロークと、瑞々しく空間を彩るエレキギターのカッティング。
そこへ地を這うように歌うベースラインと、タイム感を絶妙にコントロールするタイトなドラムが完璧なコンビネーションを構築。
単なる「爽やかなギターポップ」に終わらせず、随所に散りばめられた微熱のようなサイケデリックのスパイスが、アルバム全体に抜群の立体感と心地よい浮遊感を与えています。
2. 日常の機微を切り取る文学的なリリシズムと、無垢でアンニュイなボーカル
「風船のように軽やかで、だけど少しだけ切ない。僕らのためのサウンドトラック。」
ヴォーカル・ワークにおいては、西沢サトシの持つ、少年性とどこか気怠さ(アンニュイ)を併せ持った唯一無二の歌声が最大のフックとなっています。
タイトル『BALLOON SONGS』が示す通り、空に浮かぶ風船を眺めているときのような、穏やかでいてどこか儚い、市井の生活の1ページを切り取ったリリック(歌詞)が秀逸。
誰もが口ずさめるキャッチーなメロディラインを、声を張り上げるのではなく、耳元へ語りかける様なその表現力は圧巻。
バックの精緻なコーラス・レイヤーとも見事に調和し、聴き手の胸の奥深くにあるノスタルジーを優しく揺さぶります。
「世界の片隅で、僕らはポップスを鳴らす。セロファンが1998年の空へ放った、永遠に色褪せないギターポップの金字塔!」
インディーズ時代の名曲や、シングルとして愛された楽曲の持つ圧倒的なポップネスはもちろん、アルバム全体が一編の私小説のように完璧なストーリー性を持ってビルドアップされた全編。
渋谷系カルチャーの熱気と、来るべき2000年代インディー・ロックの夜明けを繋ぐミッシングリンク(架け橋)のような本作は、当時のリスナーのみならず、現代のギターポップ/ポップ・マニアにとっても一生モノの価値を持つタイムレスなマスターピースです。
色褪せないポップ・ディレクション:
生楽器のナチュラルな響きを活かしたタイムレスな録音・ミックスにより、何年経っても古さを感じさせない洗練された音響デザイン。
引き算の美学が生むグルーヴ:
音を詰め込みすぎず、各楽器の「空間(余白)」を活かすことで、メロディの美しさと歌言葉の響きを最大限に引き出した職人的なアレンジ能力!
★未開封品!
★送料無料!
(収録曲)
1:ロッキンチェア
2:Maybe Tomorrow
3:BALLOON SONG
4:Billy/VIVA!AMERICA
5:Small Town Parade
6:フィーリン・ロージー
7:ロンサム・プラネット
8:I DON`T MIND,YEAH
9:最後のカタチ
10:Come on,let me down/素晴らしき世界
11:いつも手の中に
セロファン(cellophane) BALLOON SONGS(バルーン・ソングス)
POCH-1729