【Lee WESTERNER 0424 ウエスターナー ジャケット/80年代末〜90年代初頭 EDWIN企画 日本製/アイボリー/サイズM】
アメリカンワークウェアの歴史の中には、「作業着」という出自を持ちながら、その境界線を飛び越え、ファッションそのものを変えてしまった服があります。
Leeの「WESTERNER(ウエスターナー)」は、まさにその代表格。
デニムジャケットでもない。テーラードジャケットでもない。けれど、その両方の魅力をどこかに持っている。
無骨なワークウェアの構造を残しながら、アイボリーの生地によって驚くほど上品に見える――そんなLee史上でも異色にして、現在まで愛され続ける名作です。
今回出品するのは、そのWESTERNERを日本のEDWINが手掛けていた時代の一着。
品質表示には「企画・生産(株)エドウイン/日本製」の表記。Lotは「0424」、サイズ表記はMEDIUM。
タグや仕様から見ても、80年代末から90年代初頭頃の日本企画Leeらしい空気を色濃く残した一着です。
■ WESTERNER――「青くないジーンズ」が生まれた時代
Leeの歴史は1889年、アメリカ・カンザス州で始まります。
鉄道員、農夫、整備士、カウボーイ。20世紀のアメリカを実際に動かしていた人々のためにワークウェアを作り続け、やがて「101」シリーズをはじめとする数々の名作を生み出しました。
しかし1950年代、ジーンズを取り巻く空気は大きく変わり始めます。
それまで「労働者の服」だったデニムが、若者たちによって日常着として着られるようになり、映画や音楽、学生文化と結びつきながら、ファッションへと姿を変えていった時代。
そんな転換期にLeeが提示した、非常に大胆な回答のひとつがWESTERNERでした。
WESTERNERは1950年代末に登場し、Lee RIDERS系のデザインを受け継ぎながら、ブルーデニムとは異なる明るいサテン系の生地を採用したシリーズとして知られています。
つまりWESTERNERの面白さは、単純に「白いLee」だったことではありません。
ブルーデニムがまだ労働着やアウトローのイメージを強く残していた時代に、その構造を残したまま色と素材を変えることで、
「ジーンズの機能美を、もっと上品に着る」
という新しい価値観を作った。
それがWESTERNERだったのです。
■ ワークとアイビー、その境界線にある服
オリジナルWESTERNERを象徴するのが、アイボリーからベージュ系のクリーンなカラー。
ブルーデニムの荒々しさとは正反対の色ですが、服の構造そのものにはLeeのワークウェアのDNAがしっかり残っています。
左右に配置された胸のフラップポケット、Leeらしい立体的なフロント構成、袖口のカフス、コンパクトな着丈。そして身体の動きを意識したパターン。
今回の0424はさらに、左右にハンドポケットを備えた実用的な仕様になっています。
このハンドポケットが非常に面白いところで、ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。WESTERNERを一字一句そのままコピーするのではなく、歴史的なデザインを日常着として使いやすく再構築した、日本企画ならではのバランスを感じさせます。
正面から見れば、紛れもなくLee。
しかしブルーデニムではないことで、同じワークジャケットの構造がまったく違った表情になる。
ここがWESTERNERの格好良さです。
■ アイボリーだからこそ生まれる、この独特の佇まい
そして何より、この一着の魅力はカラーです。
WESTERNERと聞いて多くの人が思い浮かべる、王道のアイボリー系。
真っ白ではありません。
少し温度を感じる、生成りとベージュの中間のような柔らかな色。
写真でも分かる通り、長い年月を経たことで新品の真っ白なジャケットにはない、自然な陰影やこなれた表情が生まれています。
この「白すぎない白」が実に良い。
WESTERNERという服は、ピカピカの状態だけが完成形ではないと思います。
袖口や縫い目、ポケット周辺などに少しずつ表情が生まれ、アイボリーが徐々に馴染んでいくことで、ワークウェア由来の服らしい奥行きが出てくる。
ブルーデニムがインディゴからブルーへ育っていくのなら、WESTERNERはアイボリーの中に時間を刻んでいく。
色落ちとはまた違った経年変化を楽しめるのも、この服ならではです。
■ 80年代末〜90年代初頭、日本のLeeが面白かった時代
そして今回の個体を語るうえで外せないのが、「日本製」というポイントです。
1980年代以降、日本ではアメリカンカジュアルへの関心が一段と高まり、EDWINが手掛けるLeeも数多くのモデルを展開していきます。
そして80年代末から90年代へ向かう頃、日本のファッションシーンではヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。・アメリカンワークウェアへの熱が急速に高まっていきました。
ここが非常に面白いところです。
今では101-JやWESTERNERといった歴史的モデルのディテールをインターネットで簡単に調べることができます。
しかし80年代末から90年代初頭は違いました。
まだ現在のように世界中のヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。資料へ簡単にアクセスできる時代ではありません。
古着店へ足を運び、実物を見て、古いアメリカのカタログや雑誌を読み、ディテールを研究する。
そんな熱量が日本のアメカジ文化そのものを作っていた時代です。
今回のWESTERNERも、まさにそんな時代のプロダクト。
タグにはしっかりと、
「企画・生産(株)エドウイン」
「日本製」
の文字が入ります。
今となっては、このタグそのものに当時の日本のアメカジ文化が詰まっているように感じます。
■ Lot.0424――“完全復刻”だけではない面白さ
品質表示には「0424」のLot表記。
この時代の日本企画WESTERNERが面白いのは、後年のヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。復刻ラインのように、特定年代の個体を徹底的に再現することだけを目的としていないところです。
ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。WESTERNERが持っていた雰囲気をベースにしながら、日本の日常着として自然に着られるよう再構築されている。
左右のハンドポケットも、その象徴的なディテールです。
現在の視点から見ると、この「完全復刻ではない」という部分がむしろ面白い。
90年代以降、日本のヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。市場が成熟すると、年代ごとのステッチやタグ、ボタンまで徹底的に再現するレプリカ文化が発展していきます。
しかし、その少し前から存在していたのがこうした日本企画Lee。
アメリカのオリジナルを敬愛しながらも、日本独自の解釈がしっかり残っている。
いわば、日本におけるヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。/レプリカ文化が大きく花開いていく直前の空気を感じさせるLeeです。
■ タグまで格好良い
そして、この個体は内側のタグも非常に雰囲気があります。
「Lee WESTERNER JACKETS」
「SHAWNEE MISSION, KANSAS, U.S.A.」
と記されたクラシックなデザイン。
さらに別タグには、
「FIT FOR EXTRA COMFORT」
「TAILORED SIZES」
「SANFORIZED SHRUNK」
といった、往年のアメリカンワークウェアを思わせるグラフィックが入っています。
もちろん実際の生産国は品質表示にある通り日本。
つまりこれは、アメリカLeeの歴史的な世界観を、日本のEDWIN企画によって再構築したもの。
この“アメリカへの憧れを日本で作る”という感覚こそ、80年代末〜90年代初頭の日本のアメカジの面白さではないでしょうか。
■ デニムジャケットとは違う、WESTERNERという選択
Levi'sのデニムジャケット。
Leeの101-J。
Wranglerの11MJや124MJ。
アメリカンカジュアルには数え切れないほどの名作があります。
しかしWESTERNERは、そのどれとも少し違います。
ワークジャケットの構造を持っているのに、土臭くなりすぎない。
白系なのに、ドレスウェアほど気取っていない。
ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。の文脈を持ちながら、どこか都会的。
1950年代末にLeeが生み出したこの発想が、半世紀以上経った現在でも古臭く見えない。むしろ今見るからこそ、そのデザインの完成度に驚かされます。
そして今回の一着は、オリジナルヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。そのものではなく、日本のアメカジ文化が最も熱くなり始めていた80年代末〜90年代初頭のEDWIN企画。
アメリカで生まれたWESTERNERという文化を、日本がどう解釈したのか。
そんな時代背景まで含めて楽しめる一着だと思います。
【商品詳細】
ブランド:Lee(リー)
モデル:WESTERNER JACKETS
Lot:0424
カラー:アイボリー系
素材:100% COTTON
企画・生産:(株)エドウイン
生産国:日本製
年代:80年代末〜90年代初頭頃
サイズ表記:MEDIUM
【実寸(平置き)】
肩幅:約47cm
身幅:約55cm
袖丈:約58cm
着丈:約57cm
※素人採寸ですので多少の誤差は御理解下さい。
着丈約57cmというWESTERNERらしいバランスに対して、身幅は約55cm。表記Mながら極端に細身というわけではなく、当時らしいショート丈のジャケットバランスを楽しめる実寸です。
アイボリー系という色の特性上、また年代を経た衣類となりますので、状態については掲載画像をよくご確認のうえご検討ください。新品の真っ白な衣類とは異なる、年月を経たWESTERNERならではの風合いとして楽しんでいただける方におすすめです。
現在ではオリジナルのWESTERNERだけでなく、こうした80〜90年代の日本企画Leeも、ひとつの時代を映したプロダクトとして改めて面白くなってきています。
「アメリカのワークウェアを、日本人が本気で格好良いと思い、本気で作っていた時代」。
そんな空気まで含めて楽しんでいただきたい一着です。
ゆうパケット匿名配送・送料無料です。
よろしくお願い致します。
■ お取引に関するお願い
気持ちの良いお取引のため、落札後24時間以内のご連絡需在賣家要求時間完成匯款、48時間以内のお支払いをお願いいたします。事情により遅れる場合は、事前にご連絡いただければ可能な範囲で対応いたします。
商品到着後は内容をご確認いただき、速やかな受取連絡にご協力をお願いいたします。
新規IDの方や評価内容に不安を感じる場合、こちらの判断で入札・落札を取り消させていただく場合がございます。
また、購入意思のない入札・落札、落札後に連絡が取れなくなる行為などは、他の入札者様にもご迷惑となりますのでお控えください。
年代を経た衣類となりますので、状態や色味などについては商品説明および掲載画像を十分にご確認いただき、ご納得のうえでのご入札をお願いいたします。
(2026年 8月 16日 13時 22分 追加)
WF30-4000