YES - MADISON SQUARE GARDEN 1980 FM BROADCAST(2CDR)
Madison Square Garden, New York, NY, USA 6th September 1980 SBD
★UPGRADE! 高音質サウンドボード
YES史でも異色の重力特異点“DRAMA Tour”。その象徴とも言うべき大定番サウンドボードのベスト・マスターで登場です。
そんな本作に収められているのは「1980年9月6日ニューヨーク公演」。かの名会場“マディソン・スクエア・ガーデン”で記録されたFMステレオ・サウンドボード録音です。この音源は、あの公式ライヴ・アンソロジー『THE WORD IS LIVE』にも一部が採用された“DRAMA Tour”の象徴。古くからファンに親しまれてきた由緒ある放送音源です。
“DRAMA Tour”と言えば、他のどの時期とも異なる一方、究極のライヴアルバムがない特異点。それだけに、当店でも可能な限りの名作でアーカイヴしてきました。そのコレクション整理も兼ね、まずは当時の活動概要から振り返ってみましょう。
《8月18日『ドラマ』発売》
“北米レッグ”
・8月29日~9月5日(5公演)
*9月6日:ニューヨーク公演 ←★本作★
・9月8日:プロヴィデンス公演
*9月9日『DRAMATIC PLAY(ボストン)』
・9月10日~10月2日(19公演)
*10月3日『LOS ANGELES 1980 1ST NIGHT』
・10月4日~20日(13公演)
“英国レッグ”
・11月16日~12月17日(23公演)
・12月18日『RAINBOW THEATRE 1980 2ND NIGHT』
【各曲の最高峰マスターを束ねた最長ライヴアルバム】
これが泡沫のごとく駆け抜けた1980年“DRAMA Tour”。ツアーは北米と英国だけで行われ、本作のニューヨーク公演は「北米」レッグでも序盤でした。ツアーの最高傑作と言えば、絶対名手マイク・ミラードのプレス名盤『LOS ANGELES 1980 1ST NIGHT(Virtuoso 486/487)』が君臨していますが、本作はその約1ヶ月前でもありました。
この日は何よりもFM放送が実現した事で知られ、前述のように3曲が公式『THE WORD IS LIVE』にも採用された有名公演です。さまざまな既発群を生んできた定番でもあるのですが、本作はその最長・最高峰盤。海外のマニアが丹念に仕上げたベスト・マスターです。現存するあらゆるソースの中から、各曲それぞれの最高峰クオリティを選り抜いて集成。その手法は実に丹念で、スピードとピッチを補正し、ステレオ・バランスを整え、ソースごとに異なる質感を曲単位で調整。しかも、各曲は前の曲から途切れなく繋がるよう、連続的に編集されている。結果として、この放送の現存する記録としては最長となる、約83分もの長尺版が実現しました。
実のところ、さすがに公式『THE WORD IS LIVE』ほどのサウンドとはいかず、複数のソースを繋ぎ合わせているために曲によってクオリティにバラつきがあるのも事実。しかし、公式盤が3曲どまりだったことを思えば、これは途方もない充実ぶりです。
【新生イエスの意欲がみなぎる特異点のステージ】
そのサウンドで味わえるのは、セットもアンサンブルも特異点となる“DRAMA Tour”。前述のように本作は最長を更新してはいますが、実はフルショウ完全版というわけでもない。元々この放送は放送側の手違いによる欠落があり、現存しているのはショウ全体のおよそ4分の3。「Does It Really Happen?」など、いくつかの楽曲が惜しくも欠けています。ここで、そのセット内容を整理しておきましょう。
●ドラマ
・Into The Lens/Man in a White Car Suite/Tempus Fugit(★)/Machine Messiah
●その他
・サード・アルバム:Yours Is No Disgrace/Clap/Starship Trooper
・こわれもの:The Fish(冒頭のみ)/Roundabout
・その他:And You And I/Go Through This(★)/We Can Fly From Here(★)
※注:「★」印は公式『THE WORD IS LIVE』に採用された曲。
……と、このようになっています。「Yours Is No Disgrace」で力強く幕を開け、新作『DRAMA』からの「Into The Lens」「Tempus Fugit」「Machine Messiah」といった新機軸のナンバーと、「And You And I」「Starship Trooper」「Roundabout」といった黄金期の大曲が、絶妙に配された構成。トレヴァー・ホーンの新鮮な歌声と、ジェフ・ダウンズの現代的なキーボードが、往年の名曲に新たな生命を吹き込んでいます。公式盤で聴けた「Tempus Fugit」「Go Through This」「We Can Fly From Here」も、もちろん長尺版の流れの中でたっぷりと楽しめます。
【We Can Fly From Hereのスタジオ録音をボーナス追加】
そんなFM放送だけでも胸いっぱいですが、本作はさらにお腹いっぱいにするボーナス・トラックも追加収録。本編でも披露される「We Can Fly From Here」の、貴重なスタジオ録音を2種類も楽しめる。ひとつはスタジオ・デモ、もうひとつは1980年4月18日制作バージョンです。この「We Can Fly From Here」は、“DRAMA Tour”で初めてステージに架けられながら、当時は正式なスタジオ音源として世に出ることのなかった幻の名曲。後の2011年、バンドはこの曲をアルバム『FLY FROM HERE』のタイトル・チューンとして完成させることになりますが、その原点となる1980年時点のスタジオ・テイクが聴けるわけです。
公式記録の乏しい“DRAMA Tour”にあって、その象徴として愛されてきた大定番サウンドボード。各曲の最高峰を束ねた最長版に、幻の名曲のスタジオ録音まで追加した充実盤です。トレヴァー・ホーン擁するYESをたっぷりと楽しめる2枚組。どうぞ、存分にお楽しみください。
★「1980年9月6日ニューヨーク公演」のFMサウンドボード録音。公式『THE WORD IS LIVE』にも採用された“DRAMA Tour”の象徴放送で、海外マニアが仕上げたベスト・マスターです。ソース違いを組み合わせているので曲ごとに質のバラつきもありますが、各曲の最高峰を選り抜き、繋ぎ合わせて約83分の最長版を実現。さらに幻の名曲「We Can Fly From Here」のスタジオ録音2種も追加された充実盤です。
Disc 1(51:32)
01. Radio Announcer Intro / Yours Is No Disgrace
02. Into The Lens
03. Clap
04. And You & I
05. Go Through This
06. Man In A White Car
07. We Can Fly From Here
08. Tempus Fugit
09. The Fish (11 seconds)
Disc 2(43:23)
01. Machine Messiah
02. Starship Trooper
03. Roundabout
Bonus:
04. We Can Fly From Here (studio demo)
05. We Can Fly From Here (later mix, 18th April 1980)
Trevor Horn - Vocals
Steve Howe - Guitars & Vocals
Chris Squire - Bass & Vocals
Alan White - Drums & Percussion
Geoff Downes - Keyboards & Vocals
Amity 872