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2007年夏、PANTALOONにて NO CONTROL AIRの展覧会を開催するにあたり、舩橋陽が会場での音楽を提供。 コレクションのイメージをシンプルな言葉で伝え、舩橋がその言葉から音を紡ぎ出す。 舩橋は即興演奏、及び舞台作品のための音楽をベースに活動している作家です。 今回の作品は NO CONTROL AIRの要望により、音として存在しつつも、その音の主張によって展示空間での主役である洋服の存在感を損なわないように、また、そこに来られる人々の会話や思考を遮らないように、耳障りの良さや流れを重視した作品となっています。 NO CONTROL AIRは今回の舩橋の音楽を「美しい空間を作る為の音楽」と評しています。音について思慮深く携わろうとする彼が生み出す音楽は、空間にほどよい緊張感をもたらし、美しい間と空気を作り出してくれます。元々は展示会場の空気を作り出すためにイメージされた音楽です。音楽として楽しむ事はもちろん、適度に緊張感のある空間を作り出すインテリアの要素として、この音楽を選ぶ事も面白い解釈だと思います。 扉を開ける 白く小さな部屋に 灰色の男が背中を向けて 佇んでいる 彼の眼は 狼のそれに似ていた 奥底で静かに波打つ 喪失と憂愁の揺らぎ そして慈しみの光 舩橋陽の狂気 狂った花は美しい --- haruka nakamura ある空間に、もう一つの穏やかな波を付け加えることによって、 その場の位相がちょっとだけ、でも、時間のなかではっきりと 揺らぎ、照明の影の滲みにあらたな彩が出るような、そんな 音楽だと思いました。 直流・交流でいうと、交流的音楽。舩橋氏とはおもに即興演奏の 現場で御一緒しているのだけれど、こういった緩やかな変化に 充たされた「交流的空間」の中でも共演してみたいな。 サキソフォンをメインに即興演奏によるソロやセッション・ユニットで活動するYow FunahashiとファッションレーベルNO CONTROL AIRとの出会いから生まれたアルバム。Yow FunahashiがNO CONTROL AIRの要望で美しい空間を作る為の音楽”を再編集した聴き応えのある1枚。 ●舩橋陽 サキソフォンを主に、即興演奏によるソロやセッション、リーダーユニットである SHERPA、功陽樹での演奏活動を行う。舞台作品も積極的に行っている。 >