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米国ハリクラフターズ社製のゼネカバ受信機で、S-38シリーズの6代目(最終型)です。
この受信機は、日本にまだマトモなアマチュア無線用受信機が無かった時代である1958年(昭和33年)ころの製造で、周波数範囲は540kCから32MCを4バンドでカバーするシングルスーパーで、バンドスプレッドもついています。
BFO、スタンバイ等の機能を有し、スピーカも内蔵しています。
内部外部ともに汚れやホコリを取り除き、各部の電圧測定・波形観測を行い、劣化した部品を交換し、同調回路の調整、ダイアルの校正・メカの調整などを実施してありますので、大変快適に動作します。
スピーカは同口径の新品に交換しました。
電解コンデンサは新品(米国マロリー社製)に交換しました。
ペーパーコンデンサは全て新品のフィルムコンデンサに交換しました。
劣化した真空管は新品又は良品に交換しました。
尚、多くの「整備」ではスピーカの交換までは行わない様ですが、70年もの年月を経たスピーカは大きく劣化しています。
(接着剥がれ、コーン紙の硬化や破れ、ボイスコイルの剥離、ボイスコイル当たり、エッジの硬化、磁束密度の減少、異物混入など)
そのため、「金切声」の様な音や「ダミ声」で鳴る古いラジオが多い様で、受信していると頭痛や不快感、息苦しさを感じることも少なくない様です。
しかしこの個体は、電気的・機械的にコンパチな新品スピーカ(日本のオーディオメーカー製の音響特性が優れたもの)に交換済なため、とても良い音で鳴ります。
落札者には取説の電子ファイル(CD)を差し上げます。 >