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DVD
『愛のお荷物』
川島雄三監督作品
三橋達也、
北原三枝 フランキー堺、
山田五十鈴、ほか
高画質デジタル・ニューマスター版
『幕末太陽傳』、『女は二度生まれる』、『しとやかな獣』など、昭和の映画界を代表する名監督・川島雄三が三橋達也を主演に手掛ける人情コメディがデジタルリマスター版で登場。 川島雄三監督日活移籍第一弾。戦後ベビーブーム、どんどん増え続ける人口問題に危機を感じる政治家達の無為無策と、一般の人々の無関心に対して、明るく人間味溢れる上品なくすぐりをもって痛烈に衝く、明朗風刺喜劇映画。出演は厚生大臣役に『あした来る人』(1955)の山村聰、その妻で40歳後半で懐妊する役を『洲崎パラダイス赤信号』(1956)の轟夕起子、他山田五十鈴、東野英治郎等のベテラン陣に、松竹から日活専属になった三橋達也が出演。 川島雄三監督が、古巣の松竹から日活に移って最初に手がけた作品。アンドレ・ルッサンの戯曲「あかんぼ頌」から着想を得、膨大なセリフの応酬、個性的なキャラクター、はずむようなテンポと、川島らしいタッチで描いた風刺コメディ。人口問題に危機を感じた政府が「受胎調整」案を打ち出すが、その直後から、提案した張本人である厚生大臣一家に次々とベビー誕生のニュースが。 川島監督と言えば「幕末太陽傳」が有名だが、そこに至るまでの日活での監督作品における、まさに水を得た魚のごとき快作群は改めて評価されるべきだろう。とりわけこの「愛のお荷物」は、産めや増やせやのベビーブームを逆説的に皮肉った作品。少子高齢化が問題とされている現代の視点で見た場合、そのブラックな視点に思わず口元がゆるむこと確実。出演俳優の中では、厚生大臣(山村聰)の秘書を演じる北原三枝が、粋なキャリアガール姿を披露。(斉藤守彦)
【ストーリー】 戦後ベビーブーム・・・。人口の増加を食い止めようと考えていた、時の厚生大臣新木錠三郎(山村聰)は、「受胎調節相談所設置法案」の施策を講じる。ところが、錠三郎が厚生委員議会で、人口軽減に関する大演説を行っている頃、四十八歳になる蘭子夫人(轟夕起子)が産婦人科で妊娠を告げられていた!そればかりか、新木家の長男錠太郎君(三橋達也)は、かねてから秘かに恋愛中だった、錠三郎の秘書五代冴子さん(北原三枝)から、愛のお荷物ができたらしいと打明けられる。結婚式を控えた、末娘さくら(高友子)も、実は近づく結婚が待ち切れず、許婚の出羽小路亀之助君(フランキー堺)との間に、愛のお荷物が出来てしまっていたのだ。その上驚いたことに、新木家の御隠居、八十歳になる錠造翁(東野英治郎)までが、若い茶飲み友達との間に、お荷物ができかねない有様である。そんな中、京都へ遊説に行った錠三郎は、かつての恋人貝田そめ(山田五十鈴)に訪問され、彼女との間に出来た子供の存在を知らされて愕然となる。斯くして、新木家の人口は一躍倍以上にはね上ることに。そして新木家の御婦人たちは、一斉にお芽出たの日を待つばかりとなったが、さて日本の人口問題はどうなるやら・・・。 【キャスト】 山村聰/轟夕起子/三橋達也/北原三枝 東野英治郎/フランキー堺/山田五十鈴 【スタッフ】 監督:川島雄三、脚本:柳沢類寿、川島雄三、撮影:峰重義、美術:中村公彦 【特典】 ・解説書封入(川島雄三甥インタビュー等掲載)
・劇場版予告編
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