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自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが古いものですので、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 小銭をかぞえる 西村賢太 金欠、妄想、愛憎、暴力。救いようもない最底辺男の壮絶な魂の彷徨は、悲惨を通り越し爆笑を誘う。新芥川賞作家の傑作私小説2篇 内容説明 女にもてない「私」がようやくめぐりあい、相思相愛になった女。しかし、「私」の生来の暴言、暴力によって、女との同棲生活は緊張をはらんだものになっていく。金をめぐる女との掛け合いが絶妙な表題作に、女が溺愛するぬいぐるみが悲惨な結末をむかえる「焼却炉行き赤ん坊」を併録。新しい私小説の誕生。 レビューより ある意味、「苦役列車」以上に生活感ある文章は、本当にこれが私小説なんだということを実感させられた。あまりにもリアル・・・なのだ。 あなたのすぐ隣の家で、このような事態が行われているかもしれない。同時収録の「焼却炉行き赤ん坊」もなかなかの出来。 他の作品でもそうなのだが西村先生の描く女性を巡る話はどれも悲惨な結末を迎える。 だが、その悲惨へと向かう激しい喧嘩の争いの展開を読むものに妙な痛快感、同時に爽快感をも与えてくれる。 内容は相変わらずひどいですが、実は、細かな人間の感情のヒダを割と冷静に客観的な目で描写していて、しかもお金や欲がらみのことなので、純粋さとか哀しさとか、人間性に関わる、そのあたりに惹かれるのかもしれません。そこに対する眼差しが異様に誠実で、的を得ているから。 彼女が気の毒なくらいに酷い仕打ちを食らうが、それでも別れない男と女。彼女との会話のやり取りが、よすぎる。クライマックスは漫才みたい。 >