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大変趣のある古作の龍笛です。 竹管全体には美しい巻きが施され、古作ならではの重厚な風格を備えています。巻きの保存状態は非常に良く、長い年月を経たとは思えない美しい姿を保っています。 管内には朱漆が施され、朱色が現在も美しく残っており、古楽器ならではの気品と趣を感じさせます。 今回、蜜蝋(ロウ)は全面的に新しく詰め直しました。 試奏したところ、息の入りが非常に良く、低音から高音まで無理なく鳴り、龍笛らしい伸びやかで深みのある音色を奏でます。 歌口には大きな欠けや傷みはなく、指孔周辺も丁寧に使われてきたことがうかがえる良好な状態です。 外観は、巻き・朱塗・竹肌の色合いが見事に調和し、長い年月を経た古楽器だけが持つ落ち着いた風格を醸し出しています。ただし、巻き材の種類(樺・藤)は判別できません。 前所有者からは江戸時代の作と伝えられておりますが、確証となる資料はございませんので、時代につきましては画像をご参照のうえご判断ください。 経年によるわずかな擦れや小傷はございますが、大きな割れ・欠け・虫食いなどの目立つ傷みは見当たりません。 現在では、このような保存状態で演奏可能な古作の龍笛に出会う機会は多くありません。 演奏用としてはもちろん、鑑賞用・資料・コレクションとしてもおすすめできる一管です。 【仕様】 * 全長:390mm * 頭部最大外径:約27.0mm * 胴部最大外径:約25.5mm * 管尻最大外径:約23.3mm * 管内朱塗 * 和紙製保管ケース付属(約400mm) 【状態】 * 蜜蝋は新品に交換済み * 試奏確認済み * 演奏可能 * 大きな割れ・欠けなし * 保存状態良好 * 詳細は画像をご確認ください。 古い笛のため、経年による擦れや色味の変化などはございます。 時代物・骨董品であることをご理解いただける方のご入札をお願いいたします。 大切に受け継いでいただける方とのご縁を心よりお待ちしております。(2026年 7月 19日 10時 07分 追加) 笛の重さ : 124g(2026年 7月 23日 20時 10分 追加) 本品は雅楽で演奏される笛です。能管ではありません。 一般的な龍笛と比べると、セミの仕上げは能管に見られる意匠ですが、これは笛の製作者の作風や演奏目的などによって見られる仕様の一つと考えております。このような仕様の龍笛も見られます。 本品には、能管特有の「ノド」構造はありません。 試奏においても、能管特有の発音ではりません。 また、前所有者からは、本品は雅楽で演奏されていたと聞いております。 以上のことから、本品は能管ではなく、龍笛としてご理解いただければ幸いです。 >