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福原信夫著、「新版 ヨーロッパ音楽旅行案内」です。東亜音楽社刊、読みやすいソフトカバーです。なお本品は、ロングセラーとなった“新版”の1984年・第7刷です(※さらにその後刊行された”改訂新版”ではありません)。状態は、全般に良好です。送料は、クリックポストで185円です。 ★内容: 豊富な海外旅行経験をもつ著者が、現地取材と膨大な知識を織り交ぜ、イタリア・オーストリア・ドイツなどの欧州各都市を巡り、音楽・文学・映画など幅広い分野にわたって紹介する。「行く前に読む、帰ってからも読む」という読者の声にもあるように、ヨーロッパを訪れる日本の音楽ファンのために書かれた旅行案内書として多くの音楽ファンに愛読された、知る人ぞ知るロングセラーである。
「鮮やかなグラビアがあるわけではないが、著者の表現力によって、鮮やかにその場所を思い浮かべることができる。レスピーギの名曲『ローマの松』をめぐる章には、『レスピーギの交響詩第3楽章“真昼のトレヴィの泉”は、海馬を駆使する海神たちの壮大な行列を描いているが、それよりむしろ映画“ローマの休日”に描かれたこの泉のようが印象深い。オードリー・ヘップバーンのふんする王女さまが、惜しげもなく美しい長髪を刈り上げたのもこの広場であるし、美しいフランク・シナトラの歌う主題歌で思い出すフォックス映画“愛の泉”もここが舞台であった』とある。NHKのイタリア歌劇団の招聘やヴェルディ・コンクールの審査員も務めていた著者にとって、オペラの国イタリアには特別な思い入れがあったのだろう。イタリアの旅が中心だが、オーストリア、ドイツ、フランス、チェコ、ロシア(ソヴィエト)、スイス、イギリス、フランスについても丁寧に語られている」(松本肇子)
★著者、福原信夫は1918年(大正7年)、広島市生まれ。早稲田大学商科で経済史を、同法学部でローマ法を専攻、東洋音楽学校本科声楽科でドイツ歌曲とオペラを学ぶ。1941年NHK入局。音楽プロデューサー、音楽部長、チーフ・ディレクター(局長級)を経て退職後、東京音楽大学教授、東京芸術大学大学院オペラ科講師などを務めた。著書に『ヴェルディ』、『ヨーロッパ音楽旅行案内』、『その小路の家にベートーヴェンが住んでいた』など、訳書に『ベルリン・フィル物語』(ウェルナー・エールマン)などがある。
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