【Lee 91-J ロコジャケット/JELT DENIM/SANFORIZED/サイズ38/新品未使用・下げ札なし/ゆうパケット匿名配送送料無料】
アメリカンワークウェアの歴史を辿っていくと、いつか必ず行き着く一着があります。ジーンズなら「501」、デニムジャケットなら「101-J」や「506XX」。そして、デニムカバーオールなら――Lee「91-J」。
通称「LOCO JACKET(ロコジャケット)」。数あるワークジャケットの中でも、これほどまでに「カバーオールの代名詞」と呼びたくなる存在は、そう多くありません。今回出品するのは、そのLeeを代表する歴史的名作91-J。しかも古着として着込まれたものではなく、地方のアメカジショップの倉庫で長期間眠っていた新品未使用のストック品です。下げ札こそ残っておりませんが、これから自分自身でLeeのデニムを育てていける一着。濃いインディゴに白系のステッチ、金色のLeeボタン。写真を見ただけでも、ワークウェア好きならちょっとテンションが上がってしまう佇まいではないでしょうか。
■ 1921年――「働くための服」として生まれた91-J
Leeの歴史は1889年、アメリカ・カンザス州サリナから始まります。創業者ヘンリー・デヴィッド・リーが立ち上げたLeeは、やがてオーバーオールやワークジャケットなどを製造し、鉄道員、工場労働者、農夫、整備士など、アメリカを支えるブルーワーカーたちから支持されるブランドへと成長していきました。
そんなLeeの歴史において極めて重要な一着として1921年に登場したのが「91-J」。正式には「91-J OVERALL JACKET」と呼ばれ、鉄道運転士や整備士をはじめとするレイルロードワーカーのために開発されたとされる、本物のワークジャケットです。
そして91-Jには、もうひとつ有名な呼び名があります。「LOCO JACKET」。LOCOとは「Locomotive=機関車」に由来する呼称。つまりロコジャケットとは、単にヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。っぽく聞こえる愛称ではありません。鉄道がアメリカという巨大な国の大動脈だった時代、その現場で働く人々のために生まれたという91-Jの出自そのものを感じさせる名前なのです。
現在ではファッションとして着るカバーオールですが、そのルーツを辿れば、機関車の油や鉄粉、土埃にまみれながら働く男たちの仕事着。そう考えると、この一着の見え方も少し変わってきます。
■ なぜ91-Jは100年以上経っても格好いいのか
91-Jの面白さは、「ファッションとして格好良く見せよう」として作られた服ではないことです。工具を入れる場所が必要だから大きなポケットを付ける。激しい作業に耐える必要があるから丈夫なデニムを使う。腕を動かすから肩や袖周りを頑丈に縫う。毎日着るから無駄な装飾はいらない。
つまり91-Jを構成しているディテールのほとんどには「理由」があります。その実用性を突き詰めていった結果として生まれた形が、100年以上後の現代から見ても恐ろしく格好いい。これこそヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。ワークウェア最大の魅力ではないでしょうか。
デザイナーが机の上で考えた装飾ではなく、労働現場が作り上げたデザイン。だから流行に左右されない。時代が変わっても古くならない。91-Jが長い年月を経ても復刻され続け、古着好き・アメカジ好きから愛されている理由は、まさにそこにあると思います。
■ カバーオールの代名詞ともいえる4ポケット
フロントを見れば、一目で91-Jと分かる王道のカバーオールスタイル。左右の胸ポケットと大型の腰ポケット、合計4つのパッチポケットが配置されています。
現代では完全に「デザイン」として認識されるディテールですが、もちろん元々は仕事道具を収納するためのもの。手袋、工具、ボルト、ナット、鉛筆――働く人間が必要なものをすぐ取り出せるよう、身体の前面に収納スペースを配置する。極めて単純な発想ですが、それが結果として現在まで続く「カバーオール」という服の象徴的なスタイルになりました。
今回の個体では、この4ポケットを囲む白系ステッチが濃紺のデニムにくっきりと映えています。特に大型の腰ポケットの曲線、丸みを帯びたポケット形状とステッチのラインが非常に美しい。新品に近い濃色状態だからこそ、このコントラストが一層際立っています。
■ Leeを語るうえで外せない「JELT DENIM」
襟元のタグには「UNION MADE/Lee/JELT DENIM/SANFORIZED/LOT 91-J/SIZE 38/REGULAR」の文字。このタグだけでもLee好きならかなり嬉しくなるのではないでしょうか。
特に重要なのが「JELT DENIM」。Leeが1920年代からワークウェアに採用してきたことで知られる、ブランドの歴史を象徴するデニムです。単純に分厚く重い生地にするのではなく、ワーカーが身体を動かしやすい重量感を保ちながら耐久性を追求する。つまり91-Jという服は、形だけがワークウェアなのではありません。素材そのものにも「働くための道具」というLeeの思想が込められています。
さらにタグには「SANFORIZED」の文字も確認できます。これは防縮加工が施された生地であることを示すもの。現在では当たり前に感じるかもしれませんが、毎日洗われるワークウェアにとって、洗濯による大幅な縮みを抑えることは重要な機能でした。
JELT DENIM、SANFORIZED、UNION MADE――。タグに並ぶ文字のひとつひとつが、単なるヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。風の演出ではなく、アメリカンワークウェアの歴史へとつながっています。
■ 金色のLeeボタンと白いステッチ
今回の個体で個人的にかなり惹かれるのが、各所に配置された「Lee」刻印入りボタンです。フロント、胸ポケット、袖口。濃紺のデニムに白系ステッチ、そこへ鈍く光る金色のLeeボタン。この組み合わせが抜群です。
さらにボタンホールも白系の糸で縫われているため、インディゴとのコントラストが非常に鮮明。派手な装飾は何ひとつありません。それなのに、遠目から見ても普通のデニムカバーオールとは何か違う。そして近づいて見ると、小さなボタンひとつにも「Lee」の文字が刻まれている。ワークウェアとしての質実剛健さと、老舗ブランドならではのアイデンティティが同居しています。
胸ポケットに取り付けられた小さな「Lee UNION MADE」ネームも良いアクセント。現代のブランドロゴのように大きく主張するわけではありません。しかし、分かる人が見れば一瞬で分かる。胸元のLeeネーム、金色のボタン、白いステッチ。91-Jは決して華美な服ではありませんが、細部を見れば見るほど「Leeでなければ成立しない顔」を持っています。
■ ワークウェアだからこそ美しいステッチワーク
写真でぜひ見ていただきたいのが、肩から袖へ走る力強いステッチです。肩周り、脇、袖、カフ。身体を大きく動かす作業着だからこそ、負荷のかかる部分にはワークウェアらしい縫製が施されています。
特に今回のような濃紺の個体では、このステッチワークそのものがデザインとして非常に映えます。背面に回るとフロントとは対照的に潔く、余計な装飾をほとんど持たせずデニムそのものを見せる。この前後のメリハリも91-Jの魅力でしょう。
■ 101-Jとは違う「もうひとつのLee」
Leeのデニムジャケットとして一般的に知名度が高いのは「101-J」でしょう。101-Jは比較的短い着丈を持ち、胸ポケットを中心としたコンパクトなジャケットスタイル。一方の91-Jは腰までしっかり覆う着丈を持ち、大型ポケットを備えた完全なワークジャケットです。
101-Jが「デニムジャケットとしてのLee」を象徴する存在だとすれば、91-Jは「ワークウェアメーカーとしてのLee」を象徴する一着。Levi'sとはまた違う。Wranglerとも違う。Leeがなぜアメリカを代表するワークウェアブランドになったのか。その答えのひとつが、この91-Jに詰まっています。
■ 地方アメカジショップの倉庫で眠っていた新品未使用品
そして今回の一着には、少し面白いストーリーがあります。地方のアメカジショップの倉庫に長期間保管されていたストック品です。下げ札は残っておりませんが、新品未使用品として保管されていたものになります。
なお、こちらは完全なリジッド状態ではありません。元々リジッドのデニムにあらかじめウォッシュ加工が施され、最初から身体に馴染ませやすい状態に仕上げられています。そのため、写真で見られるデニム表面の風合いや若干のこなれ感については、着用を重ねたことによるものではなく、元々の製品仕様によるものです。「新品未使用なのに完全なリジッドではないの?」という誤解のないよう、この点はあらかじめ記載しておきます。
そして写真をご覧いただければ分かる通り、インディゴはまだしっかり濃い状態。これがかなり魅力的です。
既に何十年も着込まれ、完成された色落ちを楽しむヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。91-Jももちろん素晴らしい。しかし今回の個体には、それとは正反対の楽しみがあります。
「自分で育てられる91-J」。
袖を曲げる。ポケットに手を入れる。腕を動かす。洗濯する。また着る。それを繰り返すうちに、肘、袖口、前立て、ポケット周辺、縫い目へ少しずつアタリが生まれ、濃紺だったデニムから青が現れてくる。
ワークウェアは、着込まれてからが格好いい。91-Jならなおさらです。
■ サイズ
表記サイズ:38 REGULAR
平置き実寸
肩幅:約46cm
身幅:約54cm
袖丈:約64cm
着丈:約72cm
素人採寸ですので多少の誤差は御理解下さい。表記サイズだけではなく、必ず実寸をご確認いただき、お手持ちのジャケット等と比較してご検討ください。
■ コンディション
新品未使用品です。地方のアメカジショップの倉庫で長期間保管されていたストック品になります。下げ札は付属いたしません。
前述の通り、元々リジッド状態からウォッシュ加工が施された製品のため、生地表面の風合いやこなれた表情などは製品本来の仕様によるものです。未着用ではありますが、長期倉庫保管品という性質をご理解いただき、掲載画像をよくご確認のうえご検討ください。完全な現行店頭新品と同様の状態をお求めになる方や、保管に伴うごく細かな部分まで気になる方は入札をお控えください。
■ 発送について
ゆうパケット(匿名配送)にて送料無料で発送いたします。ゆうパケットのため、配達日時・時間帯の指定はできません。発送の際は規定サイズに収まるよう折り畳んで梱包いたしますので、畳みジワ等につきましてはご了承ください。
基本的には東京都から発送しておりますが、仕事・出張等の都合により地方から発送する場合があります。また夜間に発送手続きを行うことがあり、その場合は追跡情報への反映が翌日になる場合があります。
■ 取引のお願い
気持ちの良いお取引のため、落札後はYahoo!かんたん決済の支払期限を待たず、可能な範囲でスムーズなお手続きをお願いいたします。購入意思のない入札・落札、落札後にご連絡やお支払いをいただけない行為は、他の入札者様にもご迷惑となりますのでお控えください。
新規IDの方、悪い評価が多い方、過去の評価内容などからお取引に不安を感じる場合には、こちらの判断で入札・落札を取り消させていただく場合がありますのでご了承ください。商品到着後は内容をご確認いただき、問題がなければ受取連絡までお願いいたします。
1921年に登場し、レイルロードワーカーたちの仕事着として歴史を刻んできたLee 91-J。通称、ロコジャケット。
100年以上もの時間が流れ、鉄道員のための作業着だった服が、現在ではアメリカンカバーオールを象徴する存在になりました。しかし、この服の本質は何も変わっていないと思います。
丈夫であること。動きやすいこと。道具をたくさん入れられること。そして、毎日ガンガン着られること。
その「働くための服」を徹底的に追求した結果、100年経っても格好いい服になった。それが91-Jです。
濃紺のJELT DENIM、白く走るワークステッチ、金色のLee刻印ボタン、胸元の小さな「Lee UNION MADE」、そしてカバーオールという服そのものを象徴する4つのパッチポケット。
今回の一着は、まだ完成していません。
着る人の腕の動きがアタリになり、生活がシワになり、時間がインディゴを削っていく。数年後、この濃紺の91-Jがどんなブルーになっているのか――それを作るのは、次にこの服を着る人です。
「カバーオールを一着持つなら、まず91-J」。
そう言いたくなるだけの歴史と説得力を持った、Lee永遠の名作ワークウェア。
お探しだった方、Leeがお好きな方、そして濃紺の状態からじっくり育てていきたい方、ぜひこの機会にご検討ください。
よろしくお願いいたします。
(2026年 8月 11日 14時 43分 追加)
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