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リチャード・ブローティガン
「アメリカの鱒釣り」
新潮文庫版。
1960年代アメリカ・カウンターカルチャー文学を代表する、 リチャード・ブローティガン最大の代表作。
1967年刊行。
詩、短篇、ロードノベル、幻想文学、ヒッピー文化、自然描写が混ざり合った、 極めて特異な小説として現在も世界的に読み継がれています。
「アメリカの鱒釣り」という言葉自体が:
・人物 ・場所 ・概念 ・記号
として自在に変化していく構造になっており、
47の断章によって、失われつつあるアメリカの風景、自然、孤独、ユーモア、神話性が描かれていきます。
ブローティガンは、
ケルアック、 ギンズバーグ以後の ビート/ヒッピー文化圏に属しながらも、
より軽やかで幻想的、詩的な文体によって、独自の位置を築いた作家として知られています。
日本では、藤本和子による翻訳が極めて高く評価され、
柴田元幸が:
“翻訳史上の革命的事件”
と評したことでも有名。
また:
・村上春樹 ・高橋源一郎 ・アメリカンニューシネマ周辺感覚 ・70年代サブカルチャー ・ポストビート文学
文脈とも強く接続しています。
平野甲賀による装丁も非常に印象的で、
晶文社版以来、日本サブカルチャー/海外文学受容史の中でも特別な存在感を持つ1冊です。
著者: リチャード・ブローティガン
訳: 藤本和子
出版社: 新潮社
シリーズ: 新潮文庫
発売: 2005年7月28日(文庫版)
ISBN: 978-4-10-214702-3
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