【Lee 101-J RIDERS デニムジャケット/サイズM/Leeを象徴する不朽のRIDER JACKET】
アメリカンデニムの歴史を語るとき、Levi’s、Lee、Wranglerという三つの名前は避けて通ることができません。
しかし、その三者が作ってきたデニムは、決して同じものではありません。
ゴールドラッシュとワークウェアの歴史から発展したLevi’s。
ロデオやウエスタンカルチャーと強く結びついていったWrangler。
そしてLeeが追求してきたのは、働く人間、そして「動く人間」のための機能服でした。
1889年、アメリカ・カンザス州で始まったLeeの歴史。その長い歴史の中でも、ブランドを象徴する数字として現在まで受け継がれているのが「101」です。
そして、その101シリーズを代表するデニムジャケットこそ――「101-J」。
現在ではあまりにも完成されたデザインに見えるため忘れられがちですが、このジャケットが生まれた1940年代という時代を考えると、その設計は実に先進的なものでした。
101-Jは、それ以前のLeeが作っていたカウボーイジャケットの系譜を受け継ぎながら、戦後の新しい時代へ向けて洗練された「RIDERS」のデニムジャケットとして完成していきます。
つまり101-Jとは、古典的な作業着の構造をそのまま引きずったジャケットではありません。
ワークウェアとしての機能性を残しながら、身体に沿うシルエット、運動性、そしてデザインとしての美しさまで考え抜かれた、新しい時代のデニムジャケットでした。
その思想は、今回出品する一着を見ても非常によく分かります。
まず目に飛び込んでくるのが、左右の胸に配置された特徴的なフラップポケット。
一般的なワークジャケットのような単純な水平配置ではなく、ヨークのラインと呼応するようにデザインされたLee独特の造形です。
そして101-J最大のアイコンともいえるのが、フロントを走る独特のジグザグステッチ。
ボタンからボタンへ、鋭角的に折れながら連続していくこのステッチワークは、遠目から見ても「LeeのRIDERSだ」と分かるほど象徴的なディテールです。
写真でも非常に存在感があります。
さらに胸ポケット、ヨーク、肩、袖、カフス、ウエストバンドへと走るイエロー~オレンジ系のステッチ。
インディゴブルーのデニムに対して、この暖色系ステッチが実によく映えています。
そしてLeeのデニムを語るうえで外せないのが、その独特の色落ち。
101系に見られるLeeらしいデニムは、着用を重ねることで青味の強い、鮮やかで奥行きのある表情へ変化していくことで知られています。
今回の個体も、まだしっかりとインディゴの濃さを残しながら、襟、ヨーク、胸ポケット、縫製部分などから少しずつ明るいブルーが浮き始めています。
全面が均一に薄くなったデニムではありません。
深いインディゴが残る部分。
擦れによって青味を増した部分。
縫製部分に生まれたアタリ。
そしてイエロー系ステッチとのコントラスト。
この濃淡が非常に良いです。
個人的には、デニムジャケットとしてかなり面白い段階に入っている一着だと思います。
新品の均一な濃紺とも違う。
完全に色が抜け切ったヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。とも違う。
「これまで育ってきた表情」と「これから育っていく余白」の両方が残っています。
そして101-Jの面白さは、その基本的なデザインが長い年月を経てもほとんど古びて見えないこと。
左右の胸ポケット。
短丈を基本としたバランス。
フロントのジグザグステッチ。
RIDERSを象徴するボタン。
身体の動きを意識したパターン。
現在の目で見ても完成されたGジャンの形ですが、そのルーツを辿れば、すべては実際に身体を動かす人間のために考えられたワークウェアです。
機能を突き詰めた結果、それが何十年という時間を超えて「デザイン」として格好良く見える。
これこそ、本物のワークウェアが持つ面白さではないでしょうか。
Leeの歴史をさらに辿ると、101-Jは単独の名作ではなく、ブランドを代表する数々のジャケットへとつながる重要な存在でもあります。
ライニングを備えた101-LJ、後に「STORM RIDER」の名で世界中に知られることになる名作も、101-Jと深く結びついた系譜にあります。
そして1950年代以降、デニムそのものの意味も変化していきます。
農場、鉄道、工場、ロデオ。
そこで働く人間のために作られていた衣服が、やがて街へ出て、若者たちが着るようになり、映画や音楽と結びつき、「労働着」から「カルチャー」へと変化していきました。
デニムジャケットは単なる丈夫な上着ではなくなり、自由や反抗、若さ、アメリカそのものを象徴する服へと変わっていきます。
101-Jというジャケットには、その変化の歴史が凝縮されています。
だから、単なる「昔からあるGジャン」ではありません。
胸ポケットの形にも意味がある。
ジグザグステッチにもLeeの個性がある。
短めの着丈にもワークウェアとしてのルーツがある。
ディテールをひとつずつ辿っていけば、その先にはカウボーイ、ロデオライダー、ワーカーたちが実際にこの種の服を着て身体を動かしていたアメリカの風景があります。
今回出品する一着も、そんな101-Jの魅力を存分に味わえるデニムジャケットです。
首元には黒地にイエローの「Lee」、その下に「RIDERS」と入ったブランドラベル。
フロントには存在感のあるRIDERS刻印ボタン。
左右対称の特徴的な胸ポケット。
胸ポケットフラップには小さなLeeネーム。
そしてフロント中央には101-Jを象徴するジグザグステッチ。
どこを切り取っても「Lee」です。
Levi’sのデニムジャケットにはLevi’sにしかない美しさがあり、WranglerにはWranglerにしかない魅力がある。
同じように、この独特なフロントデザインとデニムの表情はLeeだからこそ成立するもの。
ブランド名を隠しても101-Jと分かる。
それほど強い個性を持ったデニムジャケットです。
サイズ表記はM。
実寸を見ると肩幅約44cm、身幅約52cm、着丈約62cm、袖丈約61cm。
101-Jらしいすっきりとしたバランスを楽しめるサイズ感です。
流行によって生まれた服ではなく、必要から生まれ、その完成度ゆえに時代を超えて残った服。
Lee RIDERSを象徴する名作――101-J。
デニムそのものの経年変化を楽しみたい方はもちろん、アメリカンワークウェア、ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。、Leeの歴史がお好きな方にもおすすめしたい一着です。
【サイズ】
表記:M
【実寸(平置き)】
肩幅:約44cm
身幅:約52cm
袖丈:約62cm
着丈:約61cm
※素人採寸ですので多少の誤差は御理解下さい。
【状態】
着用や経年に伴うデニム特有の色落ち、アタリ、風合い等はございます。
特に縫製部分や襟、ヨーク周辺などに生まれた濃淡が非常に良く、個人的にはLeeらしい雰囲気を楽しめる一着だと思います。
状態につきましては掲載画像をご確認いただき、デニム製品・古着の特性をご理解いただいたうえでご入札をお願い致します。
【発送について】
ゆうパケット匿名配送・送料無料です。
基本的に東京都から発送しておりますが、仕事・出張等の都合により地方から発送する場合がございます。
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新規IDの方、評価内容に不安を感じる方につきましては、こちらの判断で入札・落札を取り消させていただく場合がございます。
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商品到着後は内容をご確認いただき、速やかに受取連絡をお願い致します。
何十年もの時間を超えて基本デザインが愛され続けているLeeの名作「101-J」。
Leeらしいインディゴの表情、RIDERSならではの機能美、そしてこれからさらに育っていくデニムの経年変化まで楽しんでいただける一着です。
この機会に是非ご検討ください。
よろしくお願い致します。
(2026年 8月 16日 15時 13分 追加)
UQ85-2300