【Levi's REDLOOP 70577-05/506XX 1st Type モチーフ/Y2K ユーズド・ダメージ加工 デニムジャケット/サイズL】
ご覧いただきありがとうございます。
今回出品するのは、Levi'sの長い歴史の中でも、かなり異質で、そして2020年代の今だからこそ改めて面白く見える一着です。
2000年代にLevi's Japanが展開していた「REDLOOP(レッドループ)」より、Levi'sデニムジャケット史における原点のひとつ、506XX=通称“1st Type”の意匠を大胆に再構築したデニムジャケット、品番70577-05。
表記サイズはLです。
写真をご覧いただければ一目瞭然ですが、これは単純な506XXの復刻ではありません。
フロントプリーツ、片胸ポケット、背面シンチバックといった1stを象徴するディテールをしっかり残しながら、そこへ強烈なユーズド/ダメージ加工、誇張されたステッチワーク、REDLOOPを象徴する赤いアクセント、そしてオリジナル506XXとは明らかに異なる現代的なプロポーションを投入。
1930年代に生まれたワークウェアを、約70年後の2000年代の日本で一度バラし、当時のファッションとして作り直す。
「Levi's自身が、自分たちの歴史をサンプリングする」。
この70577-05には、そんな2000年代Levi's Japanの実験精神が非常に濃く表れています。
■506XX――デニムジャケットの“原型”。
Levi'sのデニムジャケット史を語るうえで、506XXは避けて通ることのできない存在です。
まだデニムジャケットがファッションアイテムではなく、労働のための実用品だった時代。
初期のデニムブラウスから発展し、1930年代にその姿を確立していったのが506XX、現在「1st」と呼ばれているモデルです。
片側だけに配置された胸ポケット。
前身頃に設けられたプリーツ。
背面のフィットを調整するシンチバック。
短い着丈。
必要以上の装飾を持たない、極めてプリミティブな構造。
その後Levi'sのデニムジャケットは507XX=2nd、557XX=3rd、そして70505へと変化していきますが、506XXには後継モデルとはまったく違う独特の存在感があります。
現在ではLevi'sのみならず、日本を含む世界中のデニムブランドが「1st Type」を作っています。
それほどまでに普遍化したデザインの源流。
それが506XXです。
■しかしREDLOOPは、506XXを“保存”しなかった。
ここが、この70577-05の一番面白いところだと思います。
通常のヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。復刻なら、目標はオリジナルへ近づくこと。
生地、縫製、ステッチ、ボタン、シルエット、パターン。
当時の個体を研究し、可能な限り1930~40年代の空気を再現していく。
しかしREDLOOPは、その方向へ行きません。
むしろ逆です。
506XXという歴史的なデザインを一度素材として捉え、
「これを2000年代の服として作ったらどうなるのか?」
という方向へ振り切っている。
だから、一目見れば1st。
しかし絶対にヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。506XXには見えない。
この矛盾こそ、このジャケットの魅力です。
■現物を見ると分かる。1stの記号は、かなり明確に残されている。
今回の個体は、506XXの特徴が非常に分かりやすく残されています。
まず前身頃。
胸には片側だけのフラップポケット。
そして前立ての左右には、1stを象徴する縦方向のプリーツが走っています。
さらにプリーツを固定する横方向のステッチ。
この構成だけを切り取れば、紛れもなく506XXの文法です。
そして背面。
中央にはシンチバックを配置。
金属バックルを備えたベルトが腰付近を横切り、初期Levi'sのワークウェアらしいクラシックな表情を作っています。
つまりREDLOOPは、506XXを単に雰囲気だけで引用したのではありません。
「これが1stである」と認識させる重要な記号は、かなり意識的に残している。
その上で、それ以外を2000年代の感覚で大きく崩している。
このバランスが絶妙です。
■そして何より、この個体は“加工の顔”がものすごくいい。
写真をじっくりご覧ください。
このジャケットの魅力を文章だけで完全に説明するのは難しいくらい、加工の表情が強烈です。
ボディ全体には激しいインディゴの濃淡。
縦方向に走るムラ感。
肩や袖には着込んだデニムのような擦れ。
縫製部分にはパッカリングと強いアタリ。
そして襟、前立て、胸ポケットフラップ、袖口、裾といった生地のエッジには、糸が露出するほど大胆な擦れ・ほつれ表現が入っています。
特に袖口と裾。
ここはかなり攻めています。
綺麗に色を落として「ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。っぽくしました」という程度ではありません。
生地の端そのものを荒らし、糸を露出させ、何十年も酷使されたワークウェアのような荒々しさを意図的に作っている。
しかし、その“壊れ方”があまりにも分かりやすい。
だからリアルヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。とはまた違う。
この過剰さこそ、2000年代の加工デニムです。
■“加工していることを隠さない”。
ここが重要だと思います。
現在のヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。加工には、本物の経年変化と見分けがつかないほど自然なものも存在します。
しかし2000年代の加工デニムが目指していたものは、必ずしもそこではありませんでした。
もっと色を落とす。
もっとアタリを出す。
もっと擦る。
もっと壊す。
「20年間着込んだらこうなる」を忠実にシミュレーションするというより、その格好いい部分だけを抽出し、増幅してしまう。
つまり加工そのものがデザイン。
この70577-05は、まさにその思想が分かりやすい一着だと思います。
襟も、ポケットも、前立ても、袖口も、裾も。
ダメージを隠すどころか、むしろ視線が集まる場所へ意図的に配置している。
今見ると、これが最高にY2Kです。
■太く浮かび上がるステッチが、服をグラフィックに見せる。
さらに現物を見ていて面白いのが、ステッチの存在感です。
濃淡の激しいインディゴに対して、イエロー~オレンジ系のステッチが非常に強く浮き出ています。
前立て。
プリーツ。
胸ポケット。
ヨーク。
袖。
カフス。
裾。
シンチバック。
デニムジャケットを構成する「線」が、まるで太いペンで輪郭を描いたように見える。
しかもエッジ部分にはダメージ加工が入っているため、ステッチと露出した糸が一体となり、さらに輪郭が強調されています。
これは単なる縫製というより、完全にグラフィックの一部。
非常に2000年代らしい見せ方です。
■片胸ポケット+赤タブ。そしてREDLOOPの“赤”。
胸には1stらしい片側のみのフラップポケット。
その脇にはLevi'sを象徴する赤タブが覗きます。
さらに襟元には、REDLOOPの名前を視覚化するような鮮烈な赤いループ。
内側のブランドタグにも赤いラインが入り、インディゴとイエロー系ステッチを主体とするジャケットの中で、この少量の赤が非常に強いアクセントになっています。
面積としては小さい。
しかし視線を引く。
ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。506XXには当然存在しない、このわずかな“異物感”。
それが一気にこの服を2000年代へ引き戻しています。
■背面シンチバック――1stを決定づける後ろ姿。
そして背面もぜひ見ていただきたいポイントです。
506XXを象徴するディテールのひとつであるシンチバックをしっかり配置。
背中そのものは比較的シンプルですが、中央を横切るシンチバックが入るだけで、一気に初期ワークウェアの空気が生まれます。
しかも、この70577-05ではシンチ部分まで濃淡を強く付け、バックルやリベット状の金属パーツも含めて存在感のある仕上がり。
フロントだけではなく、後ろ姿でも「1st」を認識できるデザインになっています。
一方で、オリジナル506XXをそのままコピーしたものではない。
この「一目で1stなのに、どこにもヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。復刻らしい堅苦しさがない」という感覚が、REDLOOPならではだと思います。
■そしてシルエットも、オリジナル506XXとは明確に違う。
表記サイズはL。
平置き実寸は、
肩幅:約47cm
身幅:約54cm
着丈:約65cm
袖丈:約66cm
となります。
※素人採寸ですので多少の誤差はご理解ください。
ここで注目したいのが、着丈約65cmというバランス。
ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。506XXの特徴のひとつは、かなり短い着丈です。
しかし、このREDLOOPは1stのディテールを採用しながら、極端な短丈にはしていません。
つまり外見上の記号は1930年代。
プロポーションは2000年代。
ここにも「復刻ではなく再構築」というREDLOOPの考え方がよく表れています。
ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。1stのディテールは好きだけれど、極端な短丈は難しいという方にも面白いバランスだと思います。
■2000年代のLevi'sは、かなり攻めていた。
今ではLevi'sというと、501を中心とした王道のジーンズや、歴史的アーカイブを再現するプロダクトを思い浮かべる方も多いと思います。
しかし1990年代末から2000年代にかけてのLevi'sには、それとは別の顔がありました。
完成されたジーンズやデニムジャケットを、一度分解して現代の服として作り直す。
立体的なパターン。
ねじれ。
再構築。
極端なウォッシュ。
大胆なユーズド加工。
世界的にはLevi's REDやENGINEERED JEANSなども登場し、Levi'sという巨大なブランドが、自分たちの歴史を守るだけでなく、自分たち自身で壊しながら次のデニムを模索していた時代です。
その時代の日本側から生まれたREDLOOPも、今改めて見ると非常に興味深い存在です。
■「古いLevi's」ではなく、“2000年代のLevi's”だから面白い。
古着市場における時間軸は、確実に動いています。
かつてヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。といえば40年代、50年代、60年代、70年代。
やがて80年代、90年代が評価され、現在では2000年代の服まで本格的に掘り起こされ始めています。
いわゆるY2K。
しかしY2Kの面白さは、単なるリバイバルではありません。
加工デニム、再構築、デザイナーズ、ストリート、テクニカルウェア、当時の日本独自のメンズファッション。
リアルタイムでは普通に存在していたものが、20年以上経過したことで、
「これはこの時代にしか作れなかった服なのではないか?」
という別の価値を持ち始めています。
REDLOOPもまさにそのひとつ。
当時から将来のヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。になることを約束されていた服ではない。
だからこそ、2000年代の価値観が加工されすぎず、そのまま封じ込められているように感じます。
■1930年代のワークウェアを、2000年代の日本が“リミックス”した一着。
この70577-05を個人的に面白いと思う最大の理由は、ここです。
これはオリジナル506XXではありません。
そして、506XXを忠実に再現するためのヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。レプリカでもありません。
しかしLevi'sの歴史と無関係な服でもない。
むしろ、506XXという強烈な原型があるから成立している服です。
片胸ポケット。
フロントプリーツ。
シンチバック。
この歴史的な記号を残しながら、2000年代の加工技術、シルエット、色使い、デザイン感覚で徹底的に作り変える。
1930年代のワークウェアを、2000年代の日本がリミックスする。
そしてそれを2020年代の今、Y2K/アーカイブという視点からもう一度見る。
一着のジャケットの中に、三つの時代が重なっています。
これこそ古着の面白さだと思います。
【商品詳細】
ブランド:Levi's/リーバイス
ライン:REDLOOP/レッドループ
品番:70577-05
デザイン:506XX/1st Typeモチーフ
カラー:インディゴ
サイズ:L
平置き実寸
肩幅:約47cm
身幅:約54cm
着丈:約65cm
袖丈:約66cm
※素人採寸ですので多少の誤差はご理解ください。
【状態について】
本品は、強烈なユーズド/ダメージ加工そのものをデザインとして取り入れたREDLOOPらしい一着です。
写真の通り、襟、前立て、胸ポケットフラップ、袖口、裾などにはかなり強い擦れ・ほつれ・ダメージ表現が見られ、ボディ全体にも大胆な色落ち、アタリ、ムラ感、パッカリング等がございます。
これらは元々の加工表現を含む、このモデルの大きな特徴です。
特に袖口や裾などはかなり激しくエッジを荒らした仕上げとなっておりますので、「破損している」「説明にないダメージがある」といった誤解のないよう、必ず掲載写真をご確認ください。
なお、発売から相応の年月が経過している古着でもあるため、元々施されていた加工と、その後の着用・経年によって生じた変化を完全に切り分けることは困難です。
そのため、強い加工感や古着ならではの経年変化も含めて本品の個性として楽しんでいただける方におすすめいたします。
状態について少しでも気になる箇所がございましたら、必ずご入札前にご質問ください。
【発送について】
ゆうパケット匿名配送・送料無料で発送いたします。
基本的には東京都から発送いたしますが、仕事・出張等の都合により地方から発送する場合がございます。
また、夜間に発送手続きを行った場合など、実際に発送済みであっても追跡情報への反映が翌日になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
ゆうパケットはポスト投函でのお届けとなるため、配達日時の指定はできません。
【同梱について】
ゆうパケット発送の商品につきましては、4点以上の同時落札の場合を目安に同梱対応いたします。
送料無料で出品しておりますので、3点以下の場合はサイズや送料の都合上、基本的に個別発送とさせていただきます。
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また、購入意思のない入札・落札、落札後の無連絡、商品到着後に長期間受取連絡をいただけない行為はお控えください。
商品の状態や加工感については可能な限り分かりやすく撮影・記載しておりますが、古着という性質上、細かな部分まですべてを文章でお伝えすることは困難です。
特に本品は、強いユーズド/ダメージ加工そのものがデザインの重要な要素となっています。
必ず掲載写真をご確認いただき、状態・加工感に十分ご納得いただいた上でのご入札をお願いいたします。
1930年代の506XX。
2000年代のREDLOOP。
そして、2000年代そのものが再び面白くなっている現在。
約70年前のワークジャケットを忠実に再現するのではなく、Levi's自身が大胆に壊し、誇張し、その時代のファッションへ変換した70577-05。
フロントプリーツ。
片胸ポケット。
背面シンチバック。
そこまでは確かに1st。
しかし、強烈なフェード、剥き出しになったエッジ、太く浮かび上がるステッチ、鮮烈な赤いループ、そしてオリジナルとは異なる縦長のプロポーション。
そこから先は完全にREDLOOPです。
「昔のLevi'sを再現した服」ではなく、
「Levi'sが、自分たちの昔の服を2000年代にどう解釈したのか」。
その違いこそ、このジャケットの価値だと思います。
当時の“やりすぎ”が、20年以上経った今では逆に新鮮に見える。
古いから格好いいのではなく、その時代にしか作れなかったから面白い。
ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。506XXとも、忠実なレプリカとも違う、2000年代Levi's Japanならではの一着。
写真を見て、この強烈な面構えに惹かれた方にぜひ手に取っていただきたいです。
この機会にぜひご検討ください。
よろしくお願いいたします。
(2026年 8月 23日 15時 32分 追加)
AM22-7800