ローバーミニ「ケンジントン」とは
故ダイアナ妃の宮殿のあるロンドンの高級住宅街の名前から来ています。ハイクラス用のケンジントン仕様のルーフとミラーはボディ同色、サイドには一本のストライプが入り、フロントにはフォグランプがついています。
室内にはバーティカル・フルーティングの入った本革シートが奢られています。このバーティカル・フルーティングという縦のラインは英国高級車が伝統的に用いてきた様式で、上品な雰囲気を醸し出しています。
本革シート同色のドア内張の上部にはウォールナットの杢目が美しいドアウッドキャッピングが施されています。ドライブ中に一番目に入るウォールナットのインパネも交換しています。どちらもヒビや退色ひとつない状態の新品交換です。
またカーペットの色はボディカラーに合わせて設定されており、このミニにはグリーンのカーペットがしつらえてあります。
これらの格調高い上質なクラッシー感こそが、数多あるミニの中でもケンジントンだけに与えられた気品です。
外装は新車以上のクオリティ
今回一生乗り続けようと、皇室御用達・自動車メーカーショーモデルもやる板金塗装業者さんに依頼して、ベースのサビとり、凹み商品可能有凹損、塌陷,請下標前詢問清楚且注意。・微細なスクラッチ傷まで丁寧にレストアし、元色のブリティッシュレーシンググリーンで再塗装しました。
乗り方次第ではありますが、通常に乗っていてまず10年はプクプクパリパリとサビが塗装の下から浮いてくるような箇所はございません。
適度な鏡面仕上げ
サフェ・研磨・ベース・研磨・クリア・研磨と、美しいなだらかさでローバー新車時のゆず肌とは別次元の鏡面に仕上げました。鏡面の追求はやりすぎるとミニらしさが失われ、またメンテも大変になるので、塗装屋さんには真の実力を抑えてもらってあります。
ボディのプチこだわりポイント
この工程だけでも紹介しきれない部分でありますが、いくつかのポイントとして「フロントグリルをナッターを埋め込んでボルト化」オイルフィルター交換で脱着をしていると、ビスの開け閉めで塗膜が欠損し、サビが生じ緩くなりネジがバカになるのはミニ乗りアルアルなのですが、ビスからボルトにしたことでフィルター交換もストレスがなくなります。
「左ハンドル含有安全氣囊的方向盤,無法協助運送購買,若無含安全氣囊,按下確認即可下標。共用ボディの穴埋め」ブーツリッド下のリアフォグ(旧式だとバックランプ)がつく部分に左ハンドル含有安全氣囊的方向盤,無法協助運送購買,若無含安全氣囊,按下確認即可下標。用の穴がいくつかあるのでこれを埋めています。サビがあったので穴の溶接ではなく、思い切って穴の開いていない新品ボディパーツを入れました。また左ハンドル含有安全氣囊的方向盤,無法協助運送購買,若無含安全氣囊,按下確認即可下標。用ワイパー穴をノーマルのゴムグロメットからステンレスキャップに変更し、これをボディ同色で塗装しています。
新品交換パーツ多数
・窓を外したついでにルーフライニングも新品に張替えしております。ビニールではありません。ニュートンコマーシャル社製の毛の生えたモケット生地です。
・同時にフロント、リア、サイドのウェザーストリップ、フィニッシャーモール、ブーツやボンネットのゴム類も新品交換済みです。
・ミニの顔であるフロントグリルもヘッドランプのリムも新品で曇りやキズはございません。
・ローバージャパン亡き後は有名ミニショップでメンテナンスしていますが、先の6月の車検前整備では、ラジエターを3コア銅製にしたりウォーターポンプやホース、サーモ、ファン、ファンベルトなど水周りを一新しています。
・ブレーキも前はローター・パッド新品、後ろはシューとシリンダー新品です。
機関良好
家内が乗っていたので定期メンテナンスはディーラー営業マンにいわれるままのザ・奥様対応です。
エンジンの暖気は旧車を複数台所有する私を見習って丁寧にしておりました。ディーラーメンテと丁寧な暖気のおかげでよかったのは、ATがすこぶる快調なことです。
雑な乗り方をされたミニはATが滑ったりショックがあったり入らなかったりする個体もあるようですが、このミニは全く心配いらないレベルをキープしています。
所有歴と品川2桁ナンバー
このミニはワンオーナーといいそうでしたが、正確にはディーラーで新古車を購入した2オーナーです。ほとんどの期間を当方がガレージ内に保管しています。品川78の二桁ナンバーです。できればこの二桁ナンバーを引き継いでいただける方に乗っていただきたいです。やはりクラシックミニには二桁が似合います。二桁キープできる方が引き継いでくださる場合、月割り自動車税、月割り自賠責、リサイクル料金をこちらで負担します。ささやかですがご検討の材料になれば幸いです。
あとやったらベターなところ
さていいところばかりでなく、気になる点を記します。
乗りながら気になるところを色々やっていくのが楽しいカーライフ、ひとそれぞれだとは思いますが、私が次にやりたいと思っていたのはカーペット張替です。新品パーツは手元にありますので希望価格で落札いただけたら私が張り替えます。
それからこの冬から助手席フロントウィンドウが曇るようになりました。これは足元暖房のヒーターコアかその配管から湯気が漏れている証拠です。先日車検時にヒーターホースなどまで交換した際に長年のいい塩梅の固着が揺すられたのでしょう。
直ちにやるほどのダメージではありませんが、これも希望価格で落札なら引き渡し商品有可能只能自取,自取費用相當高,請查看頁面確認前に当方で責任もって対処します。
フロントフォグはレンズ内側が曇っています。ステイは今回新品に交換しましたが、これから磨こうと思っていたタイミングでした。
その他
出品を決めてから車内の他、エンジンルーム内も清掃しました。プラグも交換しました。輸入車整備界隈で有名なエンジン内部清浄剤も投入しました。
ミニにありがちな4連スイッチは殆ど白くなっていない状態です。
エアコンも車検時に真空引きしてガスチャージしてあります。夏でも寒いほど効きます。
エアコン吹き出し口やロワーカバーなど黒いパーツは英国皇室御用達のAUTOGRIMで磨き上げています。
塗りたて外装の塗装膜もそろそろ固まったということで、同じくAUTOGRIMのレジンコートを先日施しました。
これまでのメンテナンス費用さておき、今回の外装で200万円、加えて機関・ブレーキなど交換部品と工賃80万円、これから一生乗り続ける覚悟でレストアしておりましたが、人生色々。ほとんど仕上がった先月、とても貴重なクルマの縁談がやってきました。限られたガレージでこのミニを放出せざるを得ないと決断です。
どなたかよろしく引き継いでいただきたく思います。
追加の写真はグーグルフォトに置いておくのでご覧ください。
諸費用は、自動車税39600円と自賠責181600円を月割りで、他にリサイクル料10670円となります。月割りの計算が月確定しないとできないので、取り急ぎシステム上仮の数字を入れてあります。
旧い中古車ですのでノークレームノーリターンでお願いします。ぜひ現車確認にいらしてください。一時的に埼玉県の新座市のミニ屋さんに保管してあります。ご連絡いただければ、西武池袋線、西武新宿線、東武東上線の最寄り駅までお持ちします。落札してからのキャンセルは出品手数料として1万円をお支払いください。