タイガースーパー6です
この手のLotus 7の手法を真似たプリミティブな車は、ざっと挙げただけでも
ケーターハム スーパー7(英)、 バーキン スーパー7(南ア)、 ウエストフィールド(英)、フレイザー(NZ)、ドンカーブート スーパー8(蘭)、 シュペール マルタン(仏)、 光岡01(日)、等
世界中で小規模メーカーが製作しています。
私は上の全ての車を一度は確認していますし、何種類かは試運転もしております。
じゃあ どれが良いのとなると難しいのですが いずれにしてもシンプルで楽しい車です。
さて タイガー スーパー6ですが このような軽くダイレクトな操作感と、素晴らしい開放感の車は一度乗ってしまいますとその楽しさの虜となって、もう最近のフェラーリやポルシェなどリムジンのようにに感じられて戻れなくなってしまって、上がりとなってしまう危険な魅力に満ちています。さらに、スリリングに楽しめる速度域が低いのでスリルを味わうのには比較的安全です部品の値段も0の数が少ないので維持しやすいです。
この先は個人の見解ですが、僕はノーマルのリジッドのリアサスに、エンジンは下からトルクがあって吹け上がりもよく丈夫なOHV のケントエンジンにウェーバーのキャブレター2基がけくらいで、細いタイヤでシュシュシュっとワインディングを楽しむのが良いかと思います。
それでいて細い角材のフレーム丸出し、アルミ板でシャツの袖が黒くなるのもどうかなぁ?と考えるとある程度カッコをつけてクラッシックスポーツカー風にまとめている方が粋かなぁと思います。
このタイガースーパー6はまさにそのような仕様に仕上げました。
フロントのローワーウィッシュボーンの取り付け部の設計がイマイチでオリジナルの初期型サスは徐々に取り付け部からサスペンションアームが抜ける方向に出て来てしまうのですが、これは対策部品のサスアーム、ブラケット、ショックアブソーバー、ついでにブレーキアップグレードのキットをタイガー社より取り寄せて装着してあります。タイガースーパー6でこの対策をしてある車は僕は見たことがありません。“他の7系のフレームと比べて角型鋼管が太くしっかりしていますので、足がよく動くようになって操作に対する車体の動きがより正確にシャープになりました。『7より進んだ6!』のネーミングらしく走ります。
このタイガースーパー6に乗るケントエンジンは『バルカン』というチュナーが1650ccまでボアアップしてチューニングしたもので135bhp仕様のものだと思われますが、ベンチで測ったわけではありません。
体感は必要十分以上!特にいい感じに暖まった時のレスポンスと吹け上がり感は、厚い鋳鉄のエンジンブロックとステンレスの排気管から出る底ごもりした良い音と相まって楽しいドライビングを提供してくれます。
この手の車ですから、いつ不具合が出るかわかりませんのである程度『車趣味上級者』の方以外お勧め致しません。ショップはご紹介できますが ノークレーム ノーリターンです。
エンジンは基本設計が65年以上前のプッシュロッドです。オーバーレヴしないように扱ってください。
オイル漏れもそこかしこからジワーッとあります。神経質な方には向きません。
名機ウェーバーキャブも一発セッティングが出ればそれほど神経質ではありませんが、出先でちょっと調整くらいできるほうが標高差(2000m以上上がるなら)のあるツーリングなどでは快調です。薄くセッティングするとアクセルに触れただけで回転が跳ね上がるようなウェーバーならではの醍醐味が味わえます。
ミッションも昔のイギリスのものですので、クセはありますがギア抜けや異音などなく慣れると快調です。
いつでも乗りたい時に乗れるように整備しております。キャブ車に乗っていらっしゃった方は問題なく始動できると思います。
幌とサイドスクリーンはありますが一度も装着したことがありません。外装はそれなりの傷があります。写真は実物より綺麗に映る傾向があります。あくまで現状優先でお願いいたします。
購入以来7年ほど手を入れながら楽しんでまいりましたが、シートがデカ尻の私には少しキツくて、横Gには最高なのですが普通に乗っている時にだんだんと苦痛になるので出品いたしました。箱根あたりで落ち合って現車確認の上、良く吟味した上でのご入札お願いたします。
走行時の動画はこちらをご覧ください。
https://youtube.com/shorts/2m8z0_izqMs