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2010年公開の青春爆裂ラブコメ的怪作、私の優しくない先輩 。さあ始まるぞ、いやもう始まってるぞ、観た瞬間から脳内のテンポが2倍速、いや4倍速、いやいやいや16倍速に引き上げられるあの感じ、そう、落ち着けと言われても落ち着けない、むしろ落ち着いたら負け、心拍数が校内放送レベルで鳴り響くそのテンションで行くぞオラァァァ!!!
まず主人公の西表耶麻子。名前の時点でパンチ強い。読める?読める人すごい。彼女は内気でちょっと不器用で、でもどこか一生懸命で、「ああ、応援したくなるタイプのヒロインだな」と思わせてくる。ここまではいい。問題はここからだ。この映画、彼女の内面を“普通に”描かない。普通にやったらこの映画じゃないからだ。むしろ「どうすれば最大限に感情を外に漏らせるか」を全力で考えた結果、演出が暴走する。いや暴走じゃない、これはもうドリフトだ。感情の峠を攻めている。
そしてタイトルにもなっている“優しくない先輩”。この先輩がまた、ただのツンデレで終わらない。「優しくない」と言いながら、実際にはどうなのか?優しいのか?優しくないのか?いや、どっちでもない、存在がもうイベント。彼が画面に現れるたびに空気が変わる。「あ、今この映画の軸ここだな」と思うが、その直後に別の方向へ話が飛ぶ。待って、今いい感じだったよね!?と観客がツッコむ間もなく、次の感情ジェットコースターへGO。
演出がとにかく独特。いや独特という言葉では足りない。これはもう「現実と妄想とメタ視点のミルフィーユ構造」である。層が多い。サクサクしてるけど、どこ食べてるか分からない。主人公の心の声がそのまま映像化される、しかもかなり誇張されて。頭の中の妄想が現実を侵食してくる。「いやそれ脳内でやってたやつだよね!?」がそのまま画面に出る。この時点で観客の常識は軽く粉砕される。粉々。サラサラ。風に舞う。
そしてテンポ。これがまた異様に速い。セリフ、カット、リアクション、全部が「待たない」。余韻?なにそれ美味しいの?と言わんばかりに次へ次へと進む。観ているこちらの脳が「ちょっと整理させて!」と叫ぶが、映画は「整理は後でいいから!」と背中を押してくる。いや押すな!でも押される!進む!もう笑うしかない!
ここでケチをつけるなら、はい来ました、言いますよ。やりすぎである。 いや褒めてるんですよ?でもやりすぎ。感情表現、演出、ギャグ、全部がMAX設定。音量つまみ壊れてる。静かなシーンすらどこか騒がしい。観客の心が休まる暇がない。これは映画というよりエンタメ筋トレ。腹筋が鍛えられる。笑いすぎて。
そして恋愛描写。これがまた、ピュアでありながら全力でバカバカしい(最大級の褒め言葉)。好きという感情を、ここまで物理的に、視覚的に、そして騒がしく表現する映画はなかなかない。普通はもっとこう、しっとりとか、じんわりとか、あるじゃないですか。でもこの映画、「好き!」をドーン!バーン!ギャーン!で表現する。感情が爆発物。安全装置なし。
キャラクターたちも全員どこかおかしい。いやおかしくない人もいるはずなのに、この演出の中に入ると全員が少しずつズレて見える。現実の学校生活のはずなのに、どこか異世界感が漂う。「こんな高校ある?」と思いつつ、「いやでも青春ってこんな感じかも」とも思えてしまう。この曖昧さがクセになる。
映像の使い方も攻めている。色、構図、動き、どれも「普通にやらない」という意思がビシビシ伝わってくる。カメラが語る、編集が叫ぶ、演出が踊る。映画全体が一つの巨大なリアクション芸人みたいになっている。ボケてツッコんでまたボケる。その繰り返し。観客も巻き込まれる。逃げ場なし。
ストーリー自体はシンプルだ。内気な少女の恋と成長。しかしその“シンプル”を、ここまでデコレーションできるのかというレベルで盛り付けてくる。ケーキの上にさらにケーキを乗せて、その上にクリームを塗り、その上に花火を立てる感じ。甘い。派手。ちょっと危ない。でも楽しい。
とはいえ、ここでまたケチを。人を選ぶ。めちゃくちゃ選ぶ。 このテンション、この演出、このスピード、全部が合わない人には「うるさい」「疲れる」「何がしたいの?」となる可能性がある。実際、冷静に観ようとすると振り落とされる。理屈で追うと負ける。感じるしかない。ノリに乗るしかない。つまり観客側にも覚悟が必要な映画である。
だがハマる人にはとことんハマる。このエネルギー、この無茶、この「好き」を全力で表現する姿勢。それが刺さると、もう笑いながら泣く。感情がぐちゃぐちゃになる。でもそれがいい。青春のカオスそのものだから。
総じて、私の優しくない先輩 は、「普通のラブコメ」を期待して観るとひっくり返る。しかし「全力で振り切った青春表現」を楽しむつもりで観ると、これ以上ないほど濃厚な体験が待っている。ツッコミどころは山ほどある。むしろツッコミながら観るのが正しい。でもそのツッコミの中で、ふと本気の感情が見える瞬間がある。その瞬間、不意に心を掴まれる。
観終わった後、あなたはたぶんこう言う。「疲れた。でも楽しかった」と。そう、これは鑑賞ではなく体験。ジェットコースターに乗って、降りた後に笑ってるあの感じ。それがこの映画だ。理屈は後回しでいい。とにかく乗れ。このテンションに。振り回されろ。そして最後にちょっとだけ、優しくなれ。いや優しくないままでもいいけど、とにかく、忘れられない一本になることだけは間違いない。
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