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ご覧いただきありがとうございます。 老舗である島村商店(現在の株式会社シマムラ)の鈴虫香油です。 珍しいことに、新旧瓶 2本セットの出品です。古い瓶に目が向きがちですが、戦後の瓶もまた続いてきた歴史を語る貴重な存在です。 新旧が揃っていることで、当時の意匠がどのように受け継がれ、変化していったのかを、ひと続きで楽しめるセットになっています。 旧瓶の方は口元に小チップがあるものの、それ以外は非常に美しく、明治期から大正期という時代を考えても大変キレイな状態で現存していると言えます。 ■概要 【旧瓶】 草むらにたたずむ鈴虫がエンボスされた、どこか愛嬌のある意匠の一本。鈴虫が吹き出しで何か喋っているようにも見えます。 そして底面に刻まれた放射状の溝。まるで花弁が放射状にひらいたようなデザインで、当時の型ならではの凝った意匠が魅力です。 公式HPでは、鈴虫香油は1912年(明治45年/大正元年)に「鈴虫香油」「鈴虫ポマード」を発売した記載があり、旧瓶はその初期意匠を感じさせる物として資料性があります。 また、ネックリング(首の段)を備えた古い意匠で、明治〜大正期の瓶を思わせる時代感があります。資生堂「神薬」八角瓶のような明治末から大正にかけての時代を感じさせる一品です。 【戦後流通瓶】 スクリュー口で、実用品としての合理性が感じられるタイプ。胴全体には斜めに刻まれた溝が入り、光を受けると陰影が生まれて美しく見えます。 この斜めの溝は、旧瓶の底面にあった「放射状の花弁」の意匠を、戦後らしく胴のデザインへと受け継いだようにも感じられ、新旧で並べた時にこそ面白さが際立ちます。 公式HPでは、1951年(昭和26年)に「株式会社島村商店」、1978年(昭和53年)に「株式会社シマムラ」と社名変更とされており、戦後瓶は戦後期ごろの物と思われます。 ■鈴虫香油/会社の背景 1842年(天保13年)に和歌山で油商として創業し、髪油・びん附け油の製造販売を開始。 1912年(明治45年/大正元年)には「鈴虫香油」「鈴虫ポマード」を発売し、大阪に支店を開設。 その後、1951年(昭和26年)に株式会社島村商店へ組織変更、1978年(昭和53年)に株式会社シマムラへ社名変更 >