【 日本国内流通ナシ 】
「オスピス・ド・ニュイ」とは、1961年に開始されたワインの競売会。
寄贈ブドウ園で造られたワインを競売にかけた後、販売収益を慈善活動にまわします。
競売会として広く知れ渡る「オスピス・ド・ボーヌ」とは姉妹関係になります。
競売ワインのほとんどがニュイ・サン・ジョルジュ1級畑産というのが、このオスピス・ド・ニュイ最大の特徴。
またそのキュヴェは、全て100%オークの新樽で熟成され、オークションにかけられます。
今回出品のニュイ・サン・ジョルジュは
数多くあるオスピスの中にあっては大変希少。
日本国内にはほぼ流通せず
非常に珍しく大変価値の高い1本になります。
「ニュイ・サン・ジョルジュ」とは、偉大なブルゴーニュのピノノワールを生みだすコート・ド・ニュイ最南端エリア。
グラン・クリュこそ存在はしませんが、グラン・クリュに匹敵する畑を含め、多くのプルミエ・クリュが点在する銘醸地です。
街を流れるムーザン川を境に2つの丘に分かれており、北側はヴォーヌ・ロマネに、南側はプリモーへと続きます。
今回出品の1本は、
「レ・ラヴィエール(Les Lavires)」と「レ・バ・ド・コンブ(Les Bas de Combe)」
オスピスが所有する2つの異なる区画の上質ピノを
「キュヴェ・ギョーム・ラビ(Cuve Guillaume Labye)」としてブレンド。
両区画ともに、ニュイ・サン・ジョルジュらしい引き締まった酸とストラクチャーを特徴に持ち、
熟成によって真価を発揮するワインです。また、
「Monsieur Yoichi HIROSE」
とは、寄進者(donor)を表し、
この区画を寄付した日本人、広瀬洋一氏の名前が刻まれます。
オスピスは、伝統的に
本国フランス人
ヨーロッパ貴族
実業家
医師
ワイン愛好家
などが寄付してきた歴史がありますが、
日本人が寄進したこのワインに誇りを感じます。
歴史の奥深さや複雑さ、繊細で緻密、ピュア、やさしさの中にもしっかりと大地のエネルギーが満ちています。
2014年は、ピノノワールの聖地
黄金の丘「コート・ドール」の秀逸年。
理想的な天候の恩恵の下、オスピスは収穫時期をじっくりと見極めることができ、
完熟ピノノワールの収穫に成功。
凝縮した果実味、質の高いタンニンと円みがある酸の調和が見事に取れた、気品に満ちたジュヴレが造られました。
熟成は12年。
ニュイ・サン・ジョルジュの特徴がしっかりと表現された赤紫がかったダークルビーの色調で粘性は高め。
野性味のあるラズベリーやチェリー、バラのアロマが広がります。
樽香は上品でバニラやクローブにシナモン。
ミネラルを伴う濃密な果実味でアルコール感のある力強い酒質が、長い余韻を演出します。
現存するオスピスのバック・ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。で、
ここまで状態の良いモノを手に出来る機会は極めて稀です。
ゆっくりと低温セラーで長い時を経ている為、液体は極めて健全。
ここからじっくりと高みへ昇る段階にあります。
熟成により優美な華やかさや甘美なる旨みが開花していきます。
時間の経過とともにジャムやリコリス、なめし皮、紅茶、コーヒー、薫煙、オークの香りが複雑に絡み合う。
ミネラルを豊富に含み、味わいを支える酸は良質でクリア。
真のブルゴーニュファンが恋焦がれる銘品です。
どれほどの価値があるかを肌で感じてください。