6CD
廃盤
《アラウ・プレイズ・リスト》
PHILIPSレコーディングス
名ピアニスト、クラウディオ・アラウ[1903-1991]は、5歳で初リサイタルをおこない、8歳で政府の援助によりベルリンに留学、
同地でフランツ・リストの高弟だったマルティン・クラウゼに師事して腕を磨き、1
1歳で『超絶技巧練習曲』を演奏するほどのヴィルトゥオーゾとして有名になった天才少年でした。
その後、メンゲルベルクやニキシュ、フルトヴェングラーといった指揮者たちと共演を重ねてさらなる名声を確立、
22歳で母校シュテルン音楽院の教授に就任し、24歳のときにはジュネーヴ国際請注意日本當地運費,確認後再進行下標。ピアノコンクールで優勝してもいます。
第二次世界大戦中の1941年にはアメリカに移住し、以後、アメリカを拠点に世界各国で活躍し88歳で亡くなる直前まで旺盛な活動を展開していました。
アラウのレパートリーは幅広いものでしたが、中でも特に評価の高かったのが、得意としていた独墺ものとリスト、ショパンなどでした。
今回ボックス化されたリストの作品集は、アラウがPHILIPSレーベルに66歳から86歳にかけておこなった録音から選ばれたもので、
「リスト・レコード賞」を受賞した『超絶技巧練習曲』と「ピアノ協奏曲集」、「ヴェルディ・パラフレーズ集」、
エディソン賞を受賞した『エステ荘の噴水』等のソロ作品集など、ヨーロッパ各国で高い評価を受けた名盤が集められています。
アラウによるリスト演奏には半世紀に及ぶ歴史の蓄積があり、自然体の中に湛えられた剛毅なロマンティシズムはきわめて印象深く、
「独墺音楽の最も正統的な継承者」と称えられたアラウならではの骨太な表現が、作品のシリアスな魅力を際立たせているかのようです。
ボーナス・トラックとして1933年にテレフンケンによって録音された『スペイン狂詩曲』が収録されているのも注目されるところです。
CD1
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124(録音:1979年12月ステレオ)
・ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125(録音:1979年12月ステレオ)
・3つの演奏会用練習曲 S.144(録音:1974年5月、1976年11月ステレオ)
(悲しみ/軽やかさ/溜め息)
CD2
・ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178(録音:1985年6月デジタル)
・ショパンによる6つのポーランドの歌 S.480(録音:1982年4月デジタル)
(おとめの願い/春/指環/バッカナール/私のいとしい人/家路)
・愛の夢 S.541-3(録音:1989年3月デジタル)
・メフィスト・ワルツ第1番 S.110-2(録音:1989年3月デジタル)
CD3
・超絶技巧練習曲全12曲 S.139(録音:1974年3月、11月、1976年11月ステレオ)
CD4
ヴェルディのオペラの主題による演奏会用パラフレーズ(録音:1971年11月ステレオ)
・『リゴレット』~リゴレット・パラフレーズ S.434
・『エルナーニ』~演奏会用パラフレーズ S.432
・『トロヴァトーレ』~ミゼレーレ S.433
・『第1回十字軍のロンバルディア人』~めでたし、マリア S.431
・『アイーダ』~神前の踊りと終幕の二重唱 S.436
・『ドン・カルロ』~祝典の合唱と葬送行進曲 S.435
・『シモン・ボッカネグラ』~シモン・ボッカネグラの回想 S.438
CD5
『巡礼の年』第1年『スイス』 S.160より
・『ウィリアム・テルの礼拝堂』(録音:1989年3月デジタル)
・『オーベルマンの谷』(録音:1969年3月ステレオ)
『巡礼の年』第2年『イタリア』 S.161より
・ペトラルカのソネット第104番(録音:1969年3月ステレオ)
・ペトラルカのソネット第123番(録音:1969年3月ステレオ)
・『ダンテを読んで』(録音:1982年4月デジタル)
『巡礼の年』第3年 S.163より
・『エステ荘の噴水』(録音:1969年3月ステレオ)
CD6
・バラード第2番ロ短調 S.171(録音:1969年3月ステレオ)
・詩的で宗教的な調べ S.173より『孤独のなかの神の祝福』(録音:1970年3月ステレオ)
・詩的で宗教的な調べ S.173より『葬送』(録音:1982年4月デジタル)
・2つの演奏会用練習曲 S.145(録音:1970年3月ステレオ)
(森のざわめき/小人の踊り)
・忘れられたワルツ第1番 S.215(録音:1969年3月ステレオ)
(ボーナス・トラック)
・スペイン狂詩曲 S.254(録音:1933年9月モノラル)
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
ロンドン交響楽団(S.124、S.125)
サー・コリン・デイヴィス(指揮:S.124、S.125)
原盤:PHILIPS(ボーナス・トラックのみTelefunken)。