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入江たか子
高田稔 黒川弥太郎 河津清三郎 千葉早智子
原作 泉鏡花 脚色 山形雄策 監督・島津保次郎
昭和16年度作品
明治情緒と日本的伝統に彩られ、 鏡花文学スクリーンに開花!
料亭辰巳家の評判娘お篠は、画壇の大家伊達白鷹を尊敬 していた。一方、成金の五坂熊二郎はお篠に野望を抱き、 女中おとりを抱きこんで機会を狙っていた。胸を病んだ 白鷹は、間もなくお篠の歌う小唄を聞きながら息絶えた。 その頃から辰巳家は時流に合わず次第に没落、お篠も生
活苦から女中となった。 白鷹の最も嘱望した愛弟子であ った稲木順一は、白鷹の追善会でおに会い、心ひかれ た。ところが、五坂が汚ない計略をめぐらせ
制作・著作 東宝株式会社/〒100 東京都千代田区有楽町1-2-1 TEL 03(591)5044 代
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解説
泉鏡花の小説の映画化である。今ま でに何度も舞台化され、新派の代表的 演目の一つになっている物語でもあ
これを松竹から東宝へ移籍して二年 目の島津保次郎が監督した。 大がかり なセットが評判を呼んだ話題作であ
島津は、「嵐の中の処女」「隣の八重 ちゃん」「家族会議」「嫁ぐ日まで」 等 で知られる名匠であり、日常生活の中 にユーモアやペーソスを盛り込んだ作 品に独特の作風を確立している。また、 谷崎潤一郎の「春琴抄」を映画化した 「お琴と佐助」などでは、日本的伝統 に彩られた世界を鮮やかに再現してい
る。ここでは、明治情緒たっぷりのロ マンティズムを、小村雪岱の美術考証 をもとに耽美的に描写して、興味深い ものになっている。
主演は、時代的雰囲気をほのかに醸 し出す入江たか子。 「滝の白糸」など サイレント時代から活躍する人気女優 であり、当時の東宝を代表するスター でもある。これに、彼女と「良人の貞 操」などでも共演している高田稔、千 葉早智子が色彩りを添え、黒川弥太郎、 杉村春子、沢村貞子ら芸達者が好サ ポートしている。
なお、戦後に衣笠貞之助監督、山本 富士子主演による再映画化がある。 ◎本商品は保存原版から最良の状態で制作し ておりますが、映画公開時より長い年月を経 ておりますので一部作品にはお見苦しい場面 もございます。あしからずご了承下さい。
【東宝
プロダクションを率いて活躍してきた うえに、まさに女盛りでもあった。 そ の魅力が演技に、画面に、出ないわけ がない。
島津保次郎は一九四〇年に松竹から 東宝へ移り、一九四四年までに、 十一 本の映画を撮った。「白鷺」は、その 東宝時代の代表作とされている。
一九四〇年から四四年までといえ ば、まさに戦中も戦中で、どの監督も 戦争協力映画を撮らされた時代であ る。けれども、島津保次郎は、ついに その種の作品には手を染めなかった。 そして敗戦直後の一九四五年九月、 世を去った。享年四十八歳。あれほど
数多くの作品のある巨匠とは思えない
ほど若かった。
山根貞男のお楽しみゼミナール
島津保次郎は大正末期から昭和の戦 争期にかけて、松竹と東宝で、計百四 十数本の映画を撮った。二十三年間に その本数だから、いまではちょっと想 像できないことであるが、日本映画が 昭和前期に、いかに隆盛したかを、そ の数字は語っていよう。
ともあれ、それら島津保次郎の作品 は、大きく分けると、ほぼ二つに分類 できる。一つは「隣の八重ちゃん」(一 九三四)を代表とする、ユーモアとペー ソスで小市民生活を描いたものであ り、もう一つは、「お琴と佐助」(一九 三五)などのような、情緒あふれるメ ロドラマである。数としては、前者の
小市民もののほうが多い。
「白鷺」は、数少ないほうの後者で、 泉鏡花の幻想的なまでに耽美的なメロ ドラマの世界がくりひろげられる。
入江たか子主演で泉鏡花原作といえ ば、溝口健二の名作「滝の白糸」(一 九三三)を思い出さずにはいられない が、事実、入江たか子は「白鷺」に主 演するにさいして、「滝の白糸」のあ の昂揚を自らに課していたといわれて いる。
「白鷺」の入江たか子の艶美さは、 それゆえのものであろう。このとき三 十歳。すでに女優としては十数年の キャリアがあり、それも日本初の女優
■キャスト
お沢 待合の女将
入江たか子 高田稔 黒川弥太郎 河津清三郎 千葉早智子 沢村貞子 清川玉枝 清川虹子 藤間房子 明 井 大川平八郎 丸山定夫 杉村春子 御 公 真木 順 横山遼平 汐見 洋 音羽久米子 伊達里子 立花潤子 一の宮敦子
伊達白 稲木順一 稻木 本 喜美子 和歌吉 おとり かに お雪 鳥山 与吉 五坂熊二郎 五坂夫人 幸助 与兵衛 おでん屋 津川 女中
スタッフ 制作●田村道美 原作●泉 鏡花 脚色●山形雄策 台詞●久保万太郎 監督 島津保次郎 影●鈴木 博 美術考証.
小村雪岱
大術●島 康平 録音●下永 尚 音楽●早坂文雄 編集 岩下 制作主任●
関川秀雄
TND1564
昭和16年度作品
8分・モノクロ
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