出品物は
ソニー スタジオ CF-1980Ⅱ 16㎝&5㎝ 2Weyスピーカーのモノラルラジカセ です。
ピンチローラー交換
切り替えスイッチ分解整備
劣化部品交換(電解コンデンサー &トランジスター等) の動作品です。 (№105)
YouTubeで外観全体を公開しています。
https://youtu.be/62FcFlF2Xug
※映像中のカセットテープは出品物ではありません。
CF-1980Ⅱを数多く見ていますが例外なく切り替えスイッチが真っ黒になっています。
この状態で接点復活剤を塗布すると「画像2左」の様な醜い状態になります。
よく見かける接点復活剤を塗布しただけの物はこの様になっていると思われます。
ゆえに切り替えスイッチの分解整備は必須です。
固定側接点はコンパウンドで磨き荒れた習動面を平滑にしてコンタクトグリスが塗布して有ります。
稼働側接点はサンハヤトの「接点ブライト」で処理し整備して有ります。(画像2右)
本体左側面に有りますマイクや外部電源等の入出力ジャックも同じく真っ黒でした。(画像3左)
取り外してサンハヤトの「接点ブライト」で処理し整備して有ります。(画像3右)
CF-1980Ⅱで使用されているトランジスターのリード線は経年の変化で真っ黒になっています。(画像4)
これは本機に限らずCF-1980Ⅱでは100%見られる現象で性能低下や故障の原因になっています。
よく古いラジカセでノイズ(ガリガリやジージー)が出ている物が有りますがこれが原因です。
本機は劣化トランジスターを新品に交換しています。
オーディオ基板
劣化電解コンデンサー及び劣化トランジスターを交換しています。(画像5)
電源部は高耐久電源用電解コンデンサーに交換しています。
音声出力はオーディオ用に交換しています。
カセットメカ部はグリスの固着で酷い状態でした。(画像6)
この状態は本機に限らずどのCF-1980Ⅱも同じ様な状態です。
カセットメカ部は分解整備して有ります。(画像7)
ベルト交換してあります。(キャプスタン、オートシャットオフ)
録音、再生、早送り、巻き戻し、オートシャットオフが出来ています。
※録再生はノーマルテープでの確認です。
FM、SW、MW、受信出来ています。
アンテナの伸縮は固めです。
動作は、AC100V、外部電源、乾電池で確認しています。
※外部電源入力は「中心マイナス」「外周プラス」ですのでお気おつけ下さい。
ランプ点灯、バッテリ國際運送規定電池為危險物品,無法運送,購買後會幫您取出丟棄。ーチェックOKです。
※電源ケーブルは付属いたしません。
接点等の状態はどれも似たような物なので流用画像も有ります。
掲載写真やユーチューブ映像は実際の物よりきれいに見えます。
サビやキズや汚れ等が気になる方や新品の性能を要求される方はご入札をご遠慮ください。
保証は当方の作業に起因する不具合も含めて有りません。
しかし発売後かなりの年月を経ていますので状態も日々変化して故障することも有るかと思います。
故障内容をご連絡頂ければ修理可能か検討いたします。
ただし修理と言いましても発売当初の性能に戻すのは無理とお考え下さい。
ラジオやテープがとりあえず聴ける程度の修理とお考え下さい。
修理となった場合は往復の送料と部品代それに少しばかりの手間賃をお願いします。
新規の方や悪い評価の有る方は当方の判断で入札を削除する場合が有ります。
以上ご理解の上ご入札願います。
補足1
CF-1980Ⅱでは有りませんが、CF-1980の整備内容をYouTubeにUPしています。
整備内容は本機とほぼ同じですので説明文の補足として見てください。
https://youtu.be/2x4BIdQlRME
補足2
CF-1980シリーズの整備内容全般をブログに書いています。
お時間の有る方は下記を見てください。
ただし、本機の内容とは一致しない部分も有ります。