Fender Japan ST57-65 JVシリアル 1983年製 の出品となります。
Fender Japanを一躍世界に有名にした名器中の名器「JV」シリアル期の個体となります。
すでに説明はいらないくらい、各方面で高い評価を受けている要因として挙げられるのは、やはり「造り」と「木材」かと思われます。
本家USA製の黄金期といわれるのは、1950~60年代までであり、それは当時まだクラフトマンシップのある職人のもと製造されていたこと、そして当時アメリカにはまだ良い木材が潤沢にあったことが要因であったと思われます。
しかし、1970年代に入るとFENDER USAは経営権を大手企業に譲り渡すことで利益優先の製造販売に変化していき、徐々にギター自体のクオリティが下がっていく傾向がありました。
そういった中で、FENDER USAが新たな生産拠点を探していた中で1980年ごろ日本国内メーカー(トーカイ、グレコ、フェルナンデスなど)が精度の高い本家USAコピーを製造していたことに目を付け、本家USAからオフィシャルで許可を出した[Fender Japan]ができました。
そして、期待に添えるべく日本人のクラフトマン達は本家に負けないクオリティで製造することを心がけたことで伝説の「JV」FENDERが完成しました。しかし当時は日本製ということだけで高いクオリティであることを見極めれる人は少なく、あくまでもUSA製が高くて買えないからしょうがなくFender Japan製を買うという人が多かったようです。(そのため、ネックにプリントされていた「MADE IN JAPAN」を消す人が多かった)
そして、時が流れ2000年代に入ってから、ようやく当時の日本製のクオリティの高さに気づく人が多くなっていき、世界的に「ジャパン・ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。」の代表格として認知されるようになりました。現在では1980年代同時代に製造されたFENDER USAのギターよりも高値で取引されているのが、なによりもの証拠になります。
そのようなFnder Japan黄金期の1983年(創成期)に製造されたのが、この個体となります。
ヘッド裏に残された「65」の丸シール、ボディのネックポケットにスタンプされた「C」、より「ST57-65」モデルと判断できます。ネックエンドにも鉛筆書きに1983年9月7日製造と記されております。
こちらの個体ですが色々と手が加えられております。
まず、ボディカラーですが、元々のカラーは不明(おそらく同じFRDかと)ですが、ポリ塗装でしたが剥がされてフェスタレッド色にラッカーリフィニッシュされております。
元々が軽量のアルダー材を採用しているモデルですが、ポリ塗装を剥がして極薄ラッカーで仕上げているのでより一層、軽量に仕上がっております(およそ3kg弱)
ネックですが、さすがJV期でうっすらと虎杢が入った材を採用しております。
その後の「CUSTOM EDITIONシリーズ」で選定されそうなくらい良材です。
そして、ネックは上記にも記しておりますが、1980年代当時日本製であることが恥ずかしいと思われた方がわざわざネック元にプリントしてあった「MADE IN JAPAN」表記を削り消している跡があります。塗装面のみ削った感じでしたので凸凹がないように修復塗装されております。また、なぜかネックジョイントする際のボトルネジ穴が正規とは違う4つ穴埋めされた形跡があります。
ピックアップは、1990年代期の同じFender Japan製のST-VINTAGEに交換されております。
ピックガードもおそらく、オリジナルではなく1990年代の同じFender Japan製の57タイプに交換されております(裏にmade in japanシールが貼られている)
セレクターはオリジナル、ポッドは2つはオリジナル、1つは交換されております。
ブリッジなどはオリジナルのままとなります。アームは同じFender Japan製で別時期のモノです。
Fender Japanの初期「JVシリアル」期(1982年〜1983年頃)のみに出ていた真鍮製のプレート(名前入り)も付いております。
このプレートは、JVシリアル最初期の高価格帯モデル(主に65,000円〜115,000円以上のモデル)において、当時の購入者がオプションとして選べた、あるいは純正のカスタムプレートとして取り付けられていたものです。
1982〜1983年頃の初期JVシリアルのみの期限定仕様です。
真鍮材を採用しており、通常のクロームメッキのプレートと異なり、ゴールドの輝きと重厚な質感がある。当時、新品購入時に名入れ(名前の刻印)をしてくれるカスタムサービスが提供されておりました。(画像は名前部のみモザイク加工でボヤかしております)
肝心のサウンドですが、軽量アルダーボディとメイプルネックとの相性が良く、生鳴りでジャキジャキと良く鳴ってくれます。
サスティーンも気持ちよく響いてくれております。アンプを通してみても粒立ち感がしっかりあるブライトな音質でエフェクター乗りも非常に良い個体です。
ラッカー塗装ですので、これからどんどん経年変化によりヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。感が増していく感じも楽しめる一本だと思います。
また、当時のJV期だけに付いていたオリジナルギグケース(これも希少)も付属しております。
気になっていただけましたら、ぜひともご検討のほど宜しくお願い致します。
外観状態として、ヘッド&ネック&指板に小キズ、小打痕などあります。
ボディにラッカー塗装特有の塗装くすみがボディバックの一部にあります。
金属部は各ネジ、ブリッジやコマなど細部まで磨いており、比較的キレイな状態です。
(外観状態については最終的には説明文の下スクロール画像にてご確認ご判断くださいませ。)
現状で弦高12Fで6弦約1.8mm、1弦約1.8mmという設定状況です。以前にフレット調整なども行ってもらった状態ですのでネックコンディションも良好です。
ナット幅は42mm。
全長:約98cm 弦長:約65cm 重さ:約3kg
フレット山は残り7〜8割といった状態です。
定期的に指板フレットのメンテ&クリーニングしておりましたので比較的良い状態です。
付属品として、画像のJV期だけに付いていた純正オリジナルギグケースをお付けいたします。
発送はクロネコヤマト160サイズで発送予定です。
送料については下記クロネコヤマトのweb料金サイトよりご確認いただけますと幸いです。
こちらの個体は加工によりオリジナル状態ではない状態ですので説明文を十分ご理解いただきくれぐれも慎重なご入札をお願い致します。そのため返品不可でお願いいたします。
商品説明において、当方の私感的ニュアンスでご説明している箇所もございます。その点はあくまでも私感ですのでご理解くださいませ。
キズや商品状態などを最終的には画像をご確認いただきご判断願います。(しっかり確認いただけように自然光の元ではっきり見えるように撮影しているつもりです。)
また発送における破損などについては当方では対応出来かねますので、もし万が一その時の際は発送業者さんへご連絡対応いただけますようお願い致します。
落札者様には上記事項をご承諾していただいたという認識でお取引をさせていただきます。
ご質問ありましたら、何なりとご連絡くださいませ。
宜しくお願い致します。