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■■『図録』・・・■■ ●●『利休とその道統』・・・●● ―”茶の湯の美術展”― ◆1985。 ―”開催のことば”― ★現代の茶の湯の隆盛は・いうまでもなく長い歴史に支 えられています。 室町時代・次第に深まりつつあった侘びの茶風は・桃 山時代・千利休によって精神性の高い侘び茶として・ 大成され・その理念は哲学的ともいえる程深められま した。 それ以来・利休が提唱した侘び茶は広く浸透し・多く の茶人を輩出してます。 特に利休の孫・宗旦とその子息によって成立する三千 家が茶道発展の多くを担い・利休以来の侘び茶が伝え られてきました。 裏千家今日庵・日本経済新聞社・西武美術館はここに ・「茶の湯の美術展」・を開催・利休・少庵・宗旦・ そして宗旦から今日庵を譲り受けた・仙叟宗室を経て ・当代千宗室まで・裏千家歴代の茶道具を公開・利休 から約四百年の間・時代を超えて今日まで伝えられた 侘び茶の心をたどるものです。 ―”昭和六十年一月”― **裏千家今日庵・日本経済新聞社・西武美術館** ―”挨拶”― **”千宗室”** ★かつて岡倉天心が・明治以降に見失われてしまった日 本文化を海外へ紹介するに際して最初に取りあげたの は茶道であった。 それが明治39年にニューヨークで発行された。 ”The Book of TEA”・(『茶の本』) ・であることはいうまでもない。 しかも天心は・茶道を儀礼の一つとして紹介するので はなく・精神性を中心とする・「審美的な宗教」・で あるといった。 そして天心は・茶の湯の持つ審美性とは日常生活の俗 事のなかに美を見出す心を持つことであると説いた。 日常生活の中に美を発見することは一見容易なことの ようでありながら・これほど困難なことはない。 古来・茶人たちは・日常生活の中に発見した美を大切 に育ててきた。 ”目利”・と”目明”・ということがいわれる。 目利とは物の善し悪しを判断する力のことである。 目利とは・善し悪しの判断ではなく・そのものが用の 美を備えているかどうかを見抜く力のことである。 利休が創案したという竹花入や和物の籠花入・籠炭取 や瓢の花入をはじめ・楽焼や南蛮物など・取り上げて いくと枚挙にいとまがないほどである。 しかし利休以来・わび草庵茶を守ってきた千家の茶道 具に・美術的な評価をあたえられることがいかに少な かったかたは・少し美術史に興味のある方々には・す ぐおわかりいただけることと思う。 茶の美術と言えば避けて通るに限ると考えていた美術 史家がいかに多かったかは現在までの千家道具の美に 対する評価によって窺い知ることができよう。 しかし・今日みることができる茶道及び茶道美術の研 究の進歩には・目を見張るものがある。 ことに茶道研究は日を追って開拓され・資料において も・文献・絵画・道具をはじめとして・今や民俗の分 野にまで関心が払われるようになったことは茶道界の 将来を考えるうえで有り難いことだと考えている。 まして茶道美術における研究と出版・及び日本のみな らず世界各地で開かれる展覧会などに・我が国から茶 の美術品が出陳され・続々とみるべき成果があげれれ ているのは・茶の湯の世界的な広がりを考えるうえか らも貴重な事実だといえよう。 その契機となったのは・偶然のことながら・利休三百 九十年忌にあたる五年前に・東京国立博物館の林屋晴 三氏が中心になって展観された・「茶の美術」・展で はなかったかと思う。 国立の博物館において茶の美術品だけが一堂に集めら れ・展観されるという事実は・これまでの美術の世界 では考えられないほど画期的なことであった。 昭和六十年の今年は・利休居士が亡くなって三百九十 五年目にあたる。 茶道界は来る昭和六十五年に行われる利休四百年忌に 向かって大きく胎動しているといえよう。 茶の美術の世界もその動きの外ではあり得ない。 こうした時期にあって・裏千家では利休居士以来歴代 が発見し・取り上げてきた茶道 具の数々をはじめて広く展観することにした。 それに西武百貨店が有楽町に進出した最初の茶道美術 展として開催できたことは・時宜に叶っているという だけではなく・多くの愛好家の方々に御覧になってい ただくうえで・これ以上の場所はないといっても過言 ではない。 先匠たちの美の世界を少しでも多くの方々が御覧にな り・御理解いただけたならば望外の幸せということが できよう・(略・・・・・)。 **”昭和六十二年二月”** ■会期=昭和60年2月22日~3月5日。 ■会場=有楽町西武アート・フォーラム。 ■主催。 ●裏千家今日庵。 ●日本経済新聞社。 ●西武美術館。 ■監修。 ●千宗室。 ■編集・発行。 ●裏千家今日庵。 ●日本経済新聞社・1895。 ■製作=大塚巧藝社。 ■定価=記載なし。 ■サイズ=21.5×25.5cm。 ■状態=美品。 ●表紙に・多少の・スレ・ヤケが有ります。 ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが ●大きな・ダメージも無く ●年代的には・良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上、御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・・!! ●全・約162頁・上質紙・・・!! ●図版・136点・(組)・カラー・・・!! ●「図版頁」・に・・・!! ◆高台/蓋裏/添状/仕覆/他。 ●「出品目録頁」・に・・・!! ◆名称/解説/作者/寸法/釈文/解説/他。 ◆約64点の・箱書・等の図版が有ります。 ●「歴代・落款・花押」・・・!! ◆初代・利休宗易・(3点)。 ◆眠翁道安・(2点)。 ◆二代・少庵宗淳・(2点)。 ◆三代・元伯宗旦・(2点)。 ◆四代・仙叟宗室・(1点)。 ◆五代・不休斎常叟・(3点)。 ◆六代・六閑斎泰叟・(2点)。 ◆七代・最々斎竺叟・(3点)。 ◆八代・又玄斎一燈・(2点)。 ◆九代・不見斎石翁・(3点)。 ◆十代・認得斎柏叟・(3点)。 ◆十一代・玄々斎精中・(6点)。 ◆十二代・又玄斎直叟・(3点)。 ◆十三代・円能斎鉄中・(5点)。 ◆十四代・無限斎碩叟・(6点)。 ●「裏千家の歴代」・・・!! **”(解説・筒井紘一)”** ◆初祖・利休宗易・(1522-19)。 ◆二世・少庵宗淳・(1546-1614)。 ◆三世・元伯宗旦・(1578-1658)。 ◆三千家の成立。 ◆四世・仙叟宗室。・(1622-97)。 ◆五世・不休斎常叟・(1673-1704)。 ◆六世・六閑斎泰叟・(1695-1726)。 ◆七世・最々斎竺叟・(1709-33)。 ◆八世・又玄斎一燈・(1719-71)。 ◆九世・不見斎石翁・(1746-1801)。 ◆十世・認得斎柏叟・(1770-1826)。 ◆十一世・玄々斎精中・(1810-77)。 ◆十二世・又玄斎直叟・(1852-1917)。 ◆十三世・円能斎鉄中・(1872-1924)。 ◆十四世・無限斎碩叟・(1892-1964)。 ◆十五世・当代・鵬雲斎宗室・(1923~)。 ●三千家系譜・(系譜図)・・・!! ●茶道史年表・・・!! ◆西暦・(1522~1980)。 ◆和暦・(大永2~昭和55)。 ◆天皇。 ◆一般茶道史事項。 ◆千家関係事項。 ◆千家歴代。 ●資料・蒐集などの参考に・・・!! ●探されていた方は・この機会に・・・!! ●以下・詳細をご覧ください・・・!! ◆掲載案内は、抜粋して下ります。 ◆掲載内容は、Q&Aより、問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『開催のことば』・・・■■ **”裏千家今日庵・日本経済新聞社・西武美術館”** ■■『挨拶』・・・■■ **”千宗室”** ■■『図版』・・・■■ ◆「又隠」・外観。 ●「初代・利休宗易」・・・● ◆1・初代宗易・蘭渓溪道隆墨蹟・「風蘭」。 ◆2・「利休居士号頌」。 ・仙岳宗洞筆。 ◆3・消息・「山門の文」・有馬則頼宛。 ・利休筆。 ★利休が、大徳寺山門の作事の手伝い方を有馬 則頼に依頼した一文。 利休切腹の原因ともなった、大徳寺山門を利 休が建立したことを伝える重要な資料である。 ◆4・消息・古田織部宛。 ・利休筆。 ◆5・消息・「橋立の文」。 ・利休筆。 ◆6・竹尺八花入。 ・利休作。 ◆11・唐物鶴首茶入・利休鶴首。 ・同・盆。 ・同・仕覆・(3)。 ◆7・阿弥陀堂釜。 ・与次郎作。 ◆8・雲龍釜。 ・与次郎作。 ◆9・黒塗手桶。 ・同・添状。 ・記三作。 ◆10・唐胴水指。 ◆11・利休瀬戸茶入。 ・同・底面。 ・一燈在判。 ◆17・竹茶杓・裏張。 ・利休作。 ◆18・竹茶杓・裏張。 ・利休作・宗旦筒。 ◆13・金輪寺茶器。 ・同・底面。 ・利休在判。 ◆15・黒塗中棗。 ・同・底面。 ・利休好。 ・宗旦在判。 ◆14・黒塗大棗。 ・利休在判。 ◆16・黒塗大棗・銘・「再来」。 ◆19・狂言袴茶碗・銘・「浪花筒」。 ◆20・黒茶碗・銘・「俊寛」。 ・同・高台。 ・長次郎作。 ◆21・唐物茶壺・千種。 ◆22・「祇園会絵」。 ・長谷川久蔵筆。 ●「眠翁道安」・・・● ◆23・「眠翁」・偈頌。 ・春屋宗園筆。 ◆24・消息。 ・道安筆。 ●「二代・少庵宗淳」・・・● ◆25・消息・「今日俄に・・・」。 ・少庵筆。 ◆29・人形手茶碗。 ・同・見込。 ◆26・夜桜棗。 ・少庵好。 ・三代宗哲作。 ◆27・竹茶杓・銘・「鷺」。 ・少庵共筒。 ◆28・竹茶杓。 ・少庵作。 ・原叟筒。 ●「三代世・元伯・宗旦」・・・● ◆31・「元伯宗旦画像」。 ・玉舟宗○賛。 ◆30・「今日」・二字。 ・宗旦筆。 ◆32・竹一重切花入・銘・「面影」。 ・宗旦作。 ◆33・竹釣舟花入・銘・「横雲」。 ・宗旦作。 ◆34・車軸釜。 ◆35・伊賀耳付水指。 ・宗旦在判。 ◆37・備前一重口水指・竺叟茶杓添。 ◆36・信楽鬼桶水指。 ◆38・黒塗大棗。 ・同・箱書。 ・宗旦在判。 ・宗長作。 ◆40・一閑張棗、 ・同・蓋裏。 ・宗旦在判。 ・一閑作。 ◆41・黒楽茶碗・銘・「法輪寺」。 ・長次郎作。 ◆42・赤楽茶碗・銘・「夕暮」。 ・長次郎作。 ◆43・黒楽茶碗・銘・「長袴」。 ・常慶作。 ◆44・黄瀬戸茶碗・銘・「再来」。 ◆45・蛤香合。 ◆46・一閑張兜金香合・桃香合。 ・同・蓋裏。 ・宗旦在判。 ・一閑作。 ◆47・唐物炭取。 ・宗旦在判。 ●「四代・仙叟・宗室」・・・● ◆48・「懈怠比丘不期明日」。 ・仙叟筆。 ◆50・「利休居士」・画像。 ・仙叟筆。 ◆49・消息・「利休百年忌の文」。 ◆51・「雪中家屋」・画賛。 ・仙叟筆。 ◆52・竹尺八花入。 ・仙叟作。 ◆53・籠花入。 ・仙叟在阪判。 ◆54・塩屋釜。 ・仙叟好。 ・初代寒雉作。 ◆55・望月棗。 ・同・蓋裏。 ・仙叟在判。 ◆56・竹茶杓・銘・「三花三盃」。 ・仙叟作。 ◆57・黄瀬戸茶碗。 ・同・高台。 ・仙叟在判。 ◆58・飴釉茶碗。 ・同・高台。 ・仙叟在判。 ◆59・檻盆。 ・仙叟好。 ◆60・竹皮炭取。 ・仙叟好。 ●「五代・不休斎・常叟」・・・● ◆61・「四居士道号」。 ・不休斎筆。 ◆62・「人間萬事」。 ・不休斎筆。 ◆63・「朝鳥」・画賛。 ・不休斎筆。 ◆64・黒中棗。 ・同・蓋裏。 ・不休斎在判。 ◆65・竹茶杓・銘・「隠居」。 ・不休斎作。 ◆66・竹茶杓・銘・「老松」。 ・不休斎作。 ◆67・竹茶杓・銘・「半月」。 ・不休斎作。 ●「六代・六閑斎・泰叟」・・・● ◆68・「又隠」・二字。 ・六閑斎筆。 ◆69・「雛絵」。 ・六閑斎筆。 ◆71・黒塗棗。 ・同・蓋裏。 ・六閑斎在判。 ◆70・竹二重切花入・銘・「太郎坊」。 ・六閑斎作。 ◆74・黄伊羅保茶碗・銘・「横雲」。 ◆75・赤楽茶碗・銘・「白雲」。 ・六閑斎作。 ◆72・竹茶杓・銘・「鱸包丁」。 ・六閑斎作。 ◆73・竹茶杓・銘・「恵斗」。 ・六閑斎作。 ◆76・達磨炭取。 ・泰叟好。 ●「七代・最々斎・竺叟」・・・● ◆78・「竹」・画賛。 ・最々斎筆。 ◆77・「掬水月在手」。 ・最々斎筆。 ◆79・黒塗吹雪。 ・同・蓋裏。 ・最々斎在判。 ◆80・竹茶杓・銘・「鶯宿梅」。 ・最々斎作。 ◆81・竹茶杓・銘・「うつぼ」。 ・最々斎作。 ●「八代・又玄斎・一燈」・・・● ◆82・「一燈宗室居士」・偈。 ◆84・「梅」・画賛。 ・又玄斎筆。 ◆83・「歴代法号」。 ・又玄斎筆。 ◆85・竹一重切花入・銘・「蓬莱山」。 ・又玄斎筆。 ◆89・竹茶杓・銘・「山郭公」。 ・又玄斎作。 ◆86・蒲団釜。 ・浄元作。 ・又玄斎好。 ◆88・臼形水指。 ・又玄斎好。 ◆87・かずら桶水指。 ・五代宗哲作。 ・又玄斎好。 ◆90・黒楽茶碗・銘・「落栗」。 ・同・高台。 ・一入作。 ◆91・黒楽茶碗・銘・「枡掛」。 ・同・高台。 ・又玄斎作。 ●「九代代・不見斎・石翁」・・・● ◆93・「六閑斎茶之湯記写」。 ・不見斎筆。 ◆94・信楽蹲花入・銘・「青苔」。 ◆96・備前肩衝茶入・銘・「寶珠」。 ・同・仕覆・(3)。 ◆97・竹茶杓・銘・「凩」。 ・不見斎作。 ◆95・備前水指。 ・同・銘部分。 ・不見斎好。 ◆98・赤楽平茶碗・銘・「老松」。 ・同・高台。 ・不見斎作。 ●「十代・認得斎・柏叟」・・・● ◆略・・・・・。 ●「十一代・玄々斎・精中」・・・● ◆略・・・・・。 ●「十二代・又玄斎・直叟」・・・● ◆略・・・・・。 ●「十三代・円能斎・鉄中」・・・● ◆略・・・・・。 ●「十四代・無限斎・直叟」・・・● ◆略・・・・・。 ●「十五代・鵬雲斎・宗室」・・・● ◆略・・・・・。 ■■『利休・宗旦の茶具』・・・■■ **”林屋晴三”** ■■『千家の茶道具』・・・■■ **”濱本宗俊”** ■■『裏千家の歴代』・・・■■ **”筒井紘一”** ■■『三千家系譜』・・・■■ ■■『茶道史年表』・・・■■ ■■『歴代・落款・花押』・・・■■ ■■『出品目録』・・・■■ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細の文章の転用は堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承、御理解の上、入札下さい。 |
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| 預估日本當地運費 | 日圓 | 日本當地運費參考 |
| 預估商品重量 | KG | |
| 國際貨運方式 | Funbid空運費用 |
| 單價(日幣) | 數量 | 單價(HK) | ||
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| 商品名稱 : | 図録/利休とその道統/裏千家.今日庵/裏千家の茶道具/裏千家の歴代-千利休.眠翁道安.少庵宗淳.元伯宗旦.鵬雲斎宗室.他/歴代.落款.花押/茶道 |
| 備註 : | |