クロノジェネシス(欧字名:Chrono Genesis、2016年3月6日 - )は、日本の競走馬・繁殖牝馬[1]。
主な勝ち鞍は2019年の秋華賞、2020年・2021年の宝塚記念連覇、2020年の有馬記念。
馬名の意味は、母名の一部+「創世記」。2020年に春秋グランプリ連覇を達成し、翌年の宝塚記念ではスピードシンボリ、グラス易碎品限空運,非易碎品可使用海運。 ワンダーに次いで史上3頭目のグランプリ3連覇、ゴールドシップに次ぐ史上2頭目の宝塚記念連覇を果たした。2020年のJRA賞特別賞受賞。
戦績
デビュー前
2016年3月6日に北海道安平町のノーザンファー※請確認是否動物毛皮。動物毛皮製品屬於華盛頓條約条約牴觸物品,無法國際運送。ムで誕生。一口馬主法人「サンデーサラブレッドクラブ」より総額1400万円(1口35万円×40口)で募集され[6]、ノーザンファー※請確認是否動物毛皮。動物毛皮製品屬於華盛頓條約条約牴觸物品,無法國際運送。ム早来の野崎孝仁厩舎で育成された。育成中のクロノジェネシスについて野崎厩舎長は「育成時の印象としては、そこまで目立った馬ではありませんでした。それだけにレースであれだけの切れがあるのは驚きでした」と述べている[7]。
2歳(2018年)
2018年阪神ジュベナイルフィリーズ出走時
栗東・斉藤崇史厩舎に入厩する。馬名の意味は「母名より+創世記」[8]。当初は新潟競馬場のマイル戦でのデビューが予定されていたが、ワールドオールスタージョッキーズが札幌競馬場で行われる関係で騎手が手配できず、1週スライドして9月2日の新馬戦(小倉芝1800m)で北村友一を鞍上にデビューした[9]。「追い切りの段階から走る馬だと思っていました」という鞍上の期待通りに、好位から鋭い脚で抜け出して2着馬に2馬身差をつけて新馬勝ちする[10]。
2戦目は東京競馬場に遠征して牡馬相手のアイビーステークス (OP) に出走。スローペースからの瞬発力勝負となる中、上がり3Fを東京競馬場2歳戦の史上最速となる32秒5の末脚で抜け出し、デビュー2連勝を飾る[11][9]。阪神ジュベナイルフィリーズでもファンタジーステークス勝ち馬ダノンファンタジーに次ぐ2番人気に推されたが、スタートで出遅れて後方からの競馬を強いられる。直線では大外からダノンファンタジーとともに伸びたが、半馬身捉えられず2着に敗れた[12]。
3歳(2019年)
クラシックに向けての始動戦としてクイーンカップに出走。スローペースから上がり3F33秒1の末脚で先頭に立ち、最後は余裕の手応えで外のビーチサンバを退けて重賞初制覇を果たした[13]。
迎えた桜花賞では、阪神ジュベナイルフィリーズの後、チューリップ賞も快勝した先述のダノンファンタジー、牡馬相手の朝日杯フューチュリティステークス (FS) で3着と健闘したグランアレグリアに次ぐ3番人気に推される。レースでは緩やかな流れからグランアレグリアが先行抜け出しでレコード勝ちを収め、本馬は中団イン追走から直線で外に持ち出し、上がり32秒9の末脚で追い込むも3着に終わる。北村友一は「3コーナー入り口で内に寄せられて後肢を落とす所がありました。その時にいいリズムが乱れてしまい、もったいなかったですね」と肩を落とした[14]。
グランアレグリアがNHKマイルカップに向かったため、桜花賞馬不在で行われた優駿牝馬(オークス)では桜花賞でレコード決着の3着に入った実力から、3戦無敗のラヴズオンリーユーと人気を分け合う形となり、最終的には2番人気となる。レースでは直線で早めに仕掛けていくも、残り約150mでラヴズオンリーユーに交わされ、12番人気の伏兵カレンブーケドールにも及ばず3着となった。北村は「スタートから最後まで淡々と流れて4角でさらにもう一段速くなった」と、淀みのないペースで脚が溜まらなかった点を敗因に挙げた[15]。
オークス出走後休養に入り、秋はトライアルレースを使わず、ぶっつけで秋華賞に出走。当日の馬場は前日に日本列島に上陸した令和元年東日本台風(台風19号)による雨の影響が残り、稍重で行われた。グランアレグリアは別路線に進み、ラヴズオンリーユーが調整の遅れで本競走を回避したため、17年ぶりに桜花賞馬、オークス馬共に不在となり、混戦模様の中で本馬は4番人気となる。レースはビーチサンバが1000m通過58秒3のペースで逃げる展開で、道中は6番手辺りのインコースを追走。直線を向くと力強く馬群を抜け出して2番人気カレンブーケドールに1馬身半差をつけて快勝、待望のGI初制覇を飾った[16]。鞍上の北村友一は本年にアルアインで大阪杯を制して以来のJRAGI2勝目を果たし、管理する斉藤調教師はJRA・GI初制覇となった。
続いてGI連勝を目指してエリザベス女王杯に出走したが5着に敗退した[17]。北村は「坂の下りで急にペースアップしたのは初めて。戸惑っていたのかも」と敗因を語った[17]。
ダノンキングリー(欧字名:Danon Kingly、2016年3月25日 - ) は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍は2021年の安田記念、2019年の毎日王冠、共同通信杯、2020年の中山記念。
馬名の意味は冠名+王にふさわしい、王位に君臨することを願って。
戦績
デビュー前
北海道浦河町の三嶋牧場で誕生。出生時からバランスの取れた好馬体で、怪我や病気とも無縁で性格も利口であった。三嶋牧場の中期育成部門を経て[5]、ノーザンファー※請確認是否動物毛皮。動物毛皮製品屬於華盛頓條約条約牴觸物品,無法國際運送。ム空港牧場のB3厩舎で育成された[6]。
2歳(2018年)
10月8日東京の新馬戦に2番人気で出走。道中3番手追走から直線で鋭く脚を伸ばして先頭に立つと最後はカレンブーケドールの追撃をアタマ差振り切ってデビュー戦を飾る[7]。
2戦目は12月15日中山のひいらぎ賞。中団からレースを進め、直線で抜け出すとミトロジーに3馬身半差をつけ快勝、デビュー2連勝となる[8]。
3歳(2019年)
3歳初戦となった2月10日の共同通信杯は道中好位グループで追走すると、最後の直線で逃げる1番人気の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬アドマイヤマーズを内から交わして快勝、重賞初制覇を飾った[9]。4月14日の皐月賞ではホープフルステークス優勝馬サートゥルナーリア、アドマイヤマーズに次ぐ3番人気に推された。レースでは好位に位置を取り、直線では内を突いて前を追い込んだが、サートゥルナーリア、ヴェロックスとの叩き合いに敗れ3着に惜敗した[10]。
5月26日の東京優駿(日本ダービー)はサートゥルナーリア、ヴェロックスと共に抜けた上位人気に推され、4.7倍の3番人気での出走となった。先手を取ったリオンリオンが前半1000m57.8秒で飛ばす中で5番手から競馬を進めると、4コーナーで内から3番手に抜け出し、直線では先頭のロジャーバローズを外から猛追したが、僅かに及ばずクビ差の2着となった。鞍上の戸崎圭太は前年に騎乗したエポカドーロに続いてのダービー2着となり、「あそこまでいったので、悔しかったです」とコメントした[11]。(詳細は第86回東京優駿を参照)
秋は毎日王冠から始動。2017年のNHKマイルカップ勝ち馬アエロリット、本年の安田記念で三冠牝馬アーモンドアイを破って優勝したインディチャンプをはじめとするGI馬5頭が集まった中でGI未勝利ながら1番人気に推される。レースではスタートで後手を踏み最後方追走を余儀なくされるも、直線に入ると外から豪快に突き抜け先頭でゴール。重賞2勝目を飾ると共に、天皇賞(秋)の優先出走権を獲得した[12]。(詳細は第70回毎日王冠 (同年天皇賞秋記事中のサブ記事)を参照)
その後は天皇賞へは向かわず、マイルチャンピオンシップに出走することが発表され[13]、迎えた同レースではデビューから手綱を取る戸崎騎手が落馬負傷したため横山典弘騎手への乗り替わりがあった[14]ものの、2番人気に推された。レースでは最内枠からスタートし中団を進み、直線も内から進出を試みたが上位勢に及ばず5着となった[15]。
4歳(2020年)
古馬初戦は引き続き横山典弘鞍上で中山記念に出走。前年香港G1を2勝し、中山記念3連覇を狙うウインブライトをはじめとする並居るGI馬5頭[16]を抑えて1番人気に推されると、レースでは前に逃げ馬を行かせる形で3番手に付け、直線に向いて先頭に立つとそのままゴールまで押し切り、2着ラッキーライラックに1.3/4馬身差つけて優勝。重賞3勝目を飾った[17]。
初のGIタイトルを懸けて挑んだ大阪杯では2018年のグランプリホースブラストワンピースやラッキーライラックといったGI馬が集まったが[18]、前走に続き1番人気の支持を受けた。しかし、レースでは予想外にハナを切る展開となり、スローペースで直線でも粘ったが最後は交わされ3着。GI初制覇とはならなかった[19]。
前年の落馬負傷から復帰した戸崎圭太と4戦振りにコンビ復活となった安田記念では、アーモンドアイが断然の人気を集める中、5番人気で出走。しかし、レースでは伸びを欠きグランアレグリアの7着となり、デビュー以来初めて掲示板を外す結果となった[20]。(詳細は第70回安田記念を参照)
半年ぶりの実戦となった天皇賞(秋)は単勝人気が全12頭の中で2強アーモンドアイ、クロノジェネシスに次ぐ3番人気(13.3倍)と、前走7着ながらもファンからの期待は揺るがなかった。しかしレースが始まると、中盤まではアーモンドアイを追走する形で好位に付けたものの、直線での追い出しに全く反応せずスルスルと後退、終わってみれば11着ブラストワンピースに7馬身差のしんがり負け。 鞍上の戸崎は「敗因はわからない」と語った。
5歳(2021年)
6月6日、前走の天皇賞(秋)からおよそ7か月ぶりとなる安田記念に出走。五分のスタートから道中は中団で脚をためると、直線で外に持ち出し一気にスパート。内からいったんは先頭に立ったグランアレグリアを頭差制してGI初勝利を飾った[21]。なお、前走で最下位に敗れた馬が次走でGIを勝利したのは1984年のグレード制導入後初めてのことであった[22]。また、単勝支持率1.67%での勝利は安田記念における過去最低記録、単勝4760円も過去最高払戻金額となった[23]。5か月ぶりの実戦となった毎日王冠は後方2番手から3コーナー手前で中団まで位置を上げ、最後は抜け出したもののシュネルマイスターにアタマ差差し切られ2着に敗れた[24]。 その後、香港へ遠征し12月12日の香港マイルに出走したがゴールデンシックスティの8着に敗れた。12月14日に香港から帰国。12月22日付で競走馬登録を抹消された[2]。