1994年アメリカ製エロスリラー最高傑作『殺人療法/シャナン・ドハーティー イン ボンデージ』──俺が死ぬまで忘れられない“目隠し手錠映画”を超絶笑える解説で今すぐぶちかますぞ!!
皆さん、こんにちは。
今から30年以上前の1994年。クリントンが大統領で、O.J.シンプソン事件が世を騒がせ、ニルヴァーナのカート・コバーンが死に、映画館では『パルプ・フィクション』や『フォレスト・ガンプ』が大ヒット。
そんな中で、USAネットワーク(深夜にエロティック・スリラー専門のケーブル局)の深夜枠でひっそり(でも確実に男たちの心を鷲掴みにして)放送されたのが本作、『Blindfold: Acts of Obsession』、日本ビデオタイトル『殺人療法/シャナン・ドハーティー イン ボンデージ』である。
タイトルだけで、もう完全にアウトだろ(笑)。
「シャナン・ドハーティー イン ボンデージ」って、もはや主演女優名+フェチキーワードの最強タッグ。
当時のビデオ屋のおっちゃんは「これが今週のイチオシ!」ってレジ横に山積みにして、絶対に「奥さんには内緒ですよ……」って小声で言ってたに違いない。
今でいう「50 Shades of Grey」の50年早い先取りどころか、50倍安っぽい90年代のアメリカ版「50 Shades of Grey」だ。
違うのは、E.L.ジェームズじゃなくて、USAネットワークの深夜枠予算で作られてるところだ(爆)。
「シャナン・ドハーティー イン ボンデージ」って、
AVじゃねえよ! ちゃんとR指定のテレビ映画だよ!!
でも実質AV!!
当時のビデオ屋のおっちゃんはこれをレジの下に隠してて、
「兄ちゃん、これ……奥さんには絶対言うなよ?」って渡してくれた聖典だよ。
さて、ストーリーを笑いながら解説していくぞ。準備はいいか?
主人公はマデリン(シャナン・ドハーティー、25歳、当時最強に可愛かった時期)。
昔は悪い男しか愛せなかったド変態だったのに、今は超真面目な不動産屋の夫マイク(ドリュー・バリモアの元旦那のトム・スカリット……じゃなくて、誰だっけ? まあいいや、地味な人)と超絶マンネリ夫婦。
セックスが完全に義務化してるレベル。
「今日も正常位で5分で終わりね」みたいな。
で、マデリンが悩んで精神科医のジェニングス博士(ジャド・ネルソン、ブレックファスト・クラブの不良役の人!)に相談に行く。
博士「奥さん、夫婦の関係がマンネリなんですね?」
マデリン「はい……」
博士「じゃあ目隠しと手錠でボンデージプレイをやってみたら?」
……は?????
アメリカの精神科医ってこんなアドバイスすんの!?
日本だったら「まずは話し合いを」って言うのに、
アメリカは「まずは手錠を!!」なんだよ!!
これがアメリカンドリームだよ!!
「自由の国」じゃなくて「手錠の国」だろ!!
で、マデリンは真に受けて、夫に「ねえ、今日から目隠しと手錠でやらない?」って言う。
夫マイク、最初は「えっ、マジで?」ってビビってるけど、
次のシーンでいきなりガチSMプレイ開始。
シャナン・ドハーティーが黒いランジェリーで目隠しされて手錠でベッドに繋がれてるシーンとか、
当時中3だった俺はVHSをスロー再生してビデオデッキ壊したわ!!
マジで壊れた! 親に怒られた!
でもって話はここからがヤバい。
同じ頃、サンタモニカで連続殺人事件発生。
犯人は全員「目隠し+手錠」で縛られて刺殺されてる。
しかも全員女。
で、マデリンの姉クリス(クリスティーナ・フルトン? 違う、クリスティーナ・アルフォンソ)がFBI捜査官として追ってる。
ここでみんな気づくよね?
「あれ? 犯人って……」って。
そう。
もう中盤でバレバレ。
犯人は誰かって?
それは見てのお楽しみだけど、ヒントは「セラピスト」だよ(笑)。
アメリカのセラピストって、患者の悩みを「自分のモノで解決」するんだな!
保険適用外の特別治療だな!!
で、マデリンは博士と不倫開始。
シャナン・ドハーティーがジャド・ネルソンにガチで犯されてるシーン連発。
しかも現実でもこの撮影中に2人は本当に付き合って婚約までしたんだぜ!
「メソッド・アクティングの域超えてるだろ!」
「これは演技じゃなくてガチセックスじゃねえか!」ってレベル。
撮影終わってすぐ別れたって話も最高すぎる。
「オブセッション(執着)」がリアルすぎたんだよ!!
クライマックスはもう笑えるくらいベタ。
「犯人がマデリンを狙う→目隠し手錠で縛られる→でも実は……」みたいな。
Basic Instinctのパクリなんだけど、
シャロン・ストーンが脚開きだったのに対して、
ここは手錠開き!!
マイケル・ダグラス易碎品限空運,非易碎品可使用海運。 がビビってたのに対して、
ここはジャド・ネルソンがビンビン!!
予算1/100でエロさ100倍!!
これぞアメリカの底力!!
IMDb評価4.3点。
Rotten Tomatoes批評家0%。
でも俺の中では120点!!
股間評価は5000点!!
「アカデミー賞? 知らねえよ! 俺の股間賞だよ!!」
最後に最高のアメリカンジョークで締めるぞ。
「この映画を見たアメリカ人男性は全員、
彼女に『目隠ししてみない?』って言った。
で、彼女に『警察呼ぶわよ』って言われた。
それがアメリカン・ロマンスだ!!」
もう一度言う。
ありがとうシャナン・ドハーティー。
ありがとうジャド・ネルソン。
ありがとうUSAネットワーク深夜枠。
ありがとう90年代ビデオ文化。
ありがとう俺の青春。
2025年現在でも、
俺はこの映画で抜いてる。
永遠に不滅です。
以上!
今すぐAmazonかYouTubeで探して見ろ!
絶対後悔しないから!!(後悔するかもだけど股間は後悔しない!!)
──完──
(でも俺の興奮は終わらない)