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日本語帯があり、日本語解説も付いています。
中古です。
レンタル商品有可能為租借使用,非賣品 落ちではありません。再生確認済みです。
プラスチックケースには経年のスレがあり、ます。
盤面にごくわずかのスレがあり、日本語解説のブックレットには黄ばみがあります(画像4)。
また、帯は中央が縦に折り目があり、黄ばみ薄汚れがあります(画像3)。
盤面には多くの浅いキズがありますが、再生には全く問題ありません。
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【CDライナーノーツより:武満徹の音楽世界(解説:川島素晴 氏)】
本作は、日本の世界的現代作曲家・武満徹(19301996)の足跡を、青年期の記念碑的作品から最晩年の成熟期にいたるまで一望できる充実の1枚です。収録された各楽曲の背景について、作曲家・音楽学者の川島素晴氏による解説(2000年)から要約してご紹介します。
弦楽のためのレクイエム (1957) 武満がわずか26歳の時に残した初期の代表作です。若き武満が直面していた病の影や、師である早坂文雄の急逝への想いが真摯に刻まれています。かつて来日したストラヴィンスキーがテープで聴いて絶賛したことでも有名です。今回の録音にあたっては、出版譜に見られる数々の誤りを正すため、遺族のご協力のもと初演当時の自筆譜を参照した貴重な校訂版による演奏が収められています。
ツリー・ライン (1988) 武満は長女に「真樹(まっすぐな樹)」と名付けるほど、樹木のモチーフに深い愛着を抱いていました。本作は軽井沢の仕事場近くにあるアカシアの並木道から着想を得ており、並木を歩く時間の流れそのものが音楽として具現化されています。風のざわめきや鳥の声、葉の擦れ合う情景が、緻密な音色によって目の前に浮かび上がる名作です。
ファンタズマ/カントス II (1994) 人生の最終盤を迎えた武満が、純粋な「うた(ソング)」を求めて紡ぎ出したトロンボーンとオーケストラのための作品です。ソリストに託された優しく長いフレーズは、ユーモアや瞑想的な表情を織り交ぜながらオーケストラと対話します。初演時、武満自身が若き日に聴いたジャズ奏者ジャック・ティーガーデンを回想したと語った通り、彼の作品としては珍しい心地よいスウィング感を有している点が特徴です。
群島S (1993) ストックホルム、シアトル、そして瀬戸内海など、頭文字に「S」を持つ美しい風景からインスパイアされた空間的な楽曲です。ステージ上の金管グループや2つのアンサンブルに加え、客席の左右に配置されたソロ・クラリネットが互いに呼びかけ合うことで、宇宙的な広がりと見事なステレオ効果を生み出しています。
レイン・カミング (1982) 1980年代初頭に武満が精力的に取り組んだ「雨」や「水」をテーマとする一連の作品群に属します。緊密に凝縮された小編成の室内楽であり、これまでの創作のエッセンスが1つに結晶化されています。「和声の海」へと向かう川の流れのような、美しい響きに満ちた作品です。
ハウ・スロー・ザ・ウィンド (1991) エミリー・ディキンソンの詩の一節からタイトルが取られた本作は、「風」をシンボルとしています。闇の中に差す乳白色の光、そして自然がもたらす穏やかな変化への畏敬の念が、オーボエが奏でる主題やカウベルによる葬送の鐘の響き、そして消え入るようなコーダ(結尾部)を通じて神秘的に描き出されています。
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