【 「パリスの審判」の軌跡 】
家族経営の「ハイツ・セラー」の名を全世界に轟かせた事件が、
1976年の通称、
『パリスの審判』。
4000年とも言われる世界のワイン史の中で、
「産業革命」に匹敵するほどの大事件が、この「パリスの審判」です。
今からほんの40年前、誰もが
『ワインはフランス、フランスはワイン』
と考え、フランスでしか高級・高品質ワインは産まれ得ないと頑なに信じていました。
「無名のカリフォルニアワイン」
がフランスの一流どころを撃破し、
フランス以外でも最高品質ワインが産まれる
ことを全世界に知らしめた
のが、1976年5月24日のパリでの試飲会、通称、「パリスの審判」。
「ハイツ・セラー・マーサズ・ヴィンヤード」
が評価対象にされたことを知る人も多いでしょう。
ハイツは、1961年の創業以来、
ナパ・ヴァレーに広がる根のように深い遺産を受け継いできました。
ナパ・ヴァレーのワインの歴史に貢献してきたワイナリーの物語、という遺産です。
1950年代後半、ナパ・ヴァレーで初めて畑指定となったカベルネ・ソーヴィニヨン、名高い
「ハイツ・セラー・マーサズ・ヴィンヤード」
を含む、象徴的で世界的に著名なワインでナパの現代を切り開きました。
創業者ジョー・ハイツは、カリフォルニアの高品質ワインの創始者と言われます。
評論家「ヒュー・ジョンソン」は、説きます。
『多くの人々にとって、カリフォルニアワインの第一人者だろう。
業界全体の基準を作った、インスピレーションに満ちた一人のワインメーカーである』と。
今回のボトルは、「トレイルサイド・ヴィンヤード」。
「トレイルサイド・ヴィンヤード」とは、ハイツの中でも一番
『分かる人に刺さる』存在の畑。
言わば、ハイツの“心”であり“骨格”です。
ハイツはオークヴィル地区にマーサズ・ヴィンヤードを所有しますが、一方で、
ラザフォードにはトレイルサイド・ヴィンヤードを擁します。
1984年にハイツがその所有権を取得して、
1989年に単一畑銘柄として初リリース。
以降長い間、マーサズ、ベラオークスに並び、
『ハイツ三大カベルネ』
と称されるようになりました。
2006年は、ナパ・ヴァレーの超グレート・ヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。。
穏やかな気候に恵まれ、湿気が多かった冬のおかげで、土壌にしっかりと水分がいきわたり、
春から夏にかけての好天により、ブドウはじっくりと時間をかけて成熟。
十分な糖分と酸を含んだ素晴らしいカベルネとなりました。
ハイツの哲学が、いちばん“素直”に出る畑トレイルサイドは、
「果実は端正」
「酸はまっすぐ」
「タンニンは細かく」
均整が取れている。
だからこそ、ハイツの造りの美学そのものが反映される
派手さよりも、正しさ、美しさ、純粋さ、が表れる、桁外れの完成度です。
抜栓直後は少し堅い表情ですが、ゆっくりとアロマが際立って来る印象で、
ドライラズベリー、熟したチェリー、プラムを思わせる果実に、この畑特有のセージ、タイム、ローズマリーの複雑な香りが調和します。
熟成は、20年。
味わいは柔らかでありながら、しっかりとしたタンニンと余韻の長いフィニッシュが、このヴィンテージ古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。の特性を物語るテクスチャーを醸し出します。
文句のつけようがない、ナパ・ヴァレーの中でも際立つ一本。
熟成がもたらす表現の極み、
ナパ・カベルネの最高傑作です。