あしたのジョー1巻、2巻と5巻のオリジナル帯です。
趣味として個人制作したものですが、プリンターなどで出力したものではなく、10枚程度の少部数ですがちゃんと印刷所で印刷したものです(大量印刷と手間は同じなので一枚のコストはかなり高額でした)
画像ではよくわかりませんが、高解像度通常印刷なので、画質はとても良いです。
あしたのジョー1巻と2巻はテレビ放映に合わせの同時発売でしたので、テレビ告知を全面に出しています。
天才バカボン1巻〜7巻・巨人の星1巻〜13巻・ハリスの風邪1巻〜8巻などはテレビ放映告知時に帯が付けられていました。これらはデザインフォーマットはまったく同じなのに、各巻で色と絵柄のみ変えるという凝った特徴があります。
これに合わせて、あしたのジョーも1巻・2巻ともに惹句も含め意匠フォーマットは同じにして、色と絵柄のみ変えています。
ただ帯ウラの煽り文句も同じだとつまらないので、ここのみ1巻と2巻で変えてみました。
帯のタイトルロゴはコミックス用ロゴではなく、雑誌連載ロゴに合わせ、単行本に装着しても上のコミックスロゴと下の帯ロゴが同じにならないようにすることでカヴァーと帯のタイトルを同時に見ても飽きないようにしてあります。
背部分のデザインは巨人の星の帯を本歌としています。
帯上下幅はKCコミックス初期の帯という設定で、サンコミックスなど他の新書帯と合わせています。
5巻は映画公開に合わせて初版時についていたという設定です。
あしたのジョーは新国劇という劇団が中心にドラマ化に取り組み、石橋正次はこの新国劇所属だったことから矢吹を演じることとなります。
演劇は松竹の仕切りで1970年6月3日〜26日まで東横劇場で公演され、その配役のままこんどは日活の仕切りで映画化され7月22日に公開されます。
帯のデザインは「愛と誠」映画告知帯を本歌とし、帯上下幅も合わせています。
5巻の基本色(コミックスカバー上部の色)は青なので、帯も基本色は青を使用し、2色目は補色の橙色系としました。
画像は公開当時のスチール写真を手に入れて活用
帯表の惹句は当時の舞台や映画の宣伝コピーを使用
帯裏のちばてつやの解説は、舞台化のときに作成された東横劇場販売のパンフレットから抜粋しています。
以上、コミックス初版発売時期と連動していテレビ放映や映画公開などの雰囲気感を、書棚に並べて密かに楽しんでいただければ幸いです。
帯が折れないように工夫して、匿名配送かつ追跡可能なゆうパケットポストにて発送いたします。
出品はオリジナル制作の帯のみですのでご注意ください。
かんたん決済期限が過ぎてしまった場合はキャンセルとさせていただきますので、
かんたん決済期限内にお支払いが可能な方のみ入札をお願いいたします。
(2025年 12月 26日 14時 25分 追加)
5巻の帯には当時の印刷技術のあいまいさを再現するため、演出としてあえて版ズレも表現に加えてあります。
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