樹木 サルナシ(種子15粒・第四種郵便送料73円)
サルナシ(猿梨) 大きさ・生活型:2~5mの落葉性つる植物
マタタビ科マタタビ属 花:6~7月 実:9~11月
サルナシは本州~九州に分布し、山野の林の縁などの日当たりのよい場所に自生します。実が柔ら
かくなる前に採取して果実酒にしたり、熟して柔らかくなってからは生食やジャムなどに利用でき
ます。キウイフルーツはシナサルナシを栽培用に改良したものだそうです。この野生のサルナシは
キウイより酸味が弱く、熟すととても甘くなります。サルナシはキウイと違って皮に毛が無いので、
山で見つけるとそのまま生食できます。山で食べられる実の中で、美味しさはダントツの1位だと思
います。ただし美味しいからと言って食べ過ぎると、たん白質分解酵素のアクチニジンが含まれて
いて、舌や口内が荒れて痛くなったり、下痢したりすることがあるので、食べ過ぎないように注意
が必要です。サルナシの栽培の研究が進められていますが、雄株、雌株、両性花の株の3種類があっ
たりして複雑で難しいようで、一般には広まっていないようです。それでも最近は「ミニキウイ」
とか「ベビーキウイ」という名で、栽培されたサルナシの幼木が園芸店などで売られていることも
ありますが、実生や挿し木からの育て方はまだ企業秘密のようで、一般にはほとんど公開されてい
ません。自分の工夫で育ててみたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。種15粒をつぶれないよ
うに紙箱で保護して第四種郵便で送ります。山野草の性質上取り置きはできないことと、必ず発芽
するとの約束はできないことをあらかじめご了承願います。
※この種は11月に自生地(青森県津軽半島)で採取した熟した実から種を取り出して、きれいに水洗
いを済ませてある種なのでこのまま実生に使えます。サルナシの生態と育て方を簡単に解説した資
料、山菜としての利用法、そしてご利用が初回の方には山野草全般の種まき方法を解説した資料も
同封しますが、サルナシの実生方法については説明がありませんので落札者ご自身の工夫で実生に
挑戦してください。個々の質問には対応していませんのでご了承願います。
クリックすると要注意メッセージが出ますが、その下の四角内の青文字をクリックすると、私が山
野草男の名で公開している動画を安全に見ることができます。
※複数の品を落札された場合は、終了後にヤフーから案内の「まとめて取引をはじめる」ボタンを
クリックしてください。折り返し同梱分の送料(資料も含めて50gまでは73円、75gまでは110円、
100gまでは130円)をお知らせします。月曜日の午前9時頃までにご入金が確認できましたら即日発
送しますので、祝日が入らない場合は金曜日までにほとんどが到着します。発送が火曜日以降にな
ると、土・日・祝日は配達が休みなので翌週まで延びることがあります。